[au PAY] 3Dセキュア非対応につき、通販での決済不可が増加中 [プリペイド]
2023年1月追記:2023年1月17日に3Dセキュア2.0に対応します。
関連:[au PAY] 3Dセキュア2.0に対応(2023年1月17日) [設定方法]
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2022年9月追記:その後、決済の際に3Dセキュアが必須な通販サイトが増えていき、au PAY プリペイドカードでは決済できなくなる場面に多々遭遇!
通販サイトがau PAY(ネット支払い)に対応するか、au PAY プリペイドカードがカード更新後に3Dセキュアに対応するかしないと、au PAYの残高では通販が使えない事態に!
これはダメかも分らんね…
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au PAYをMasterCardとして使う
ご存じのように、au PAY(エーユーペイ)の「コード支払い」は実店舗限定で、通販では利用できません。
ネット通販でも使えるようにと用意されたのが「ネット支払い」ですが、対応ショップが無さ過ぎて使い物なりません。
なので、au PAY プリペイドカードのMasterCardとして決済することなります。
au PAY プリペイドカードとして決済しても、税込200円毎に1ポイントもらえるのは同じなので損はないのですが、問題は、3Dセキュアに対応していないこと。
だが3Dセキュア非対応!
今までは、3Dセキュアに対応した通販サイトでも、非対応のau PAY プリペイドカードでも決済できたのですが、2022年に入り、3Dセキュアに対応したカードでないと決済不可になってきています。
一例を挙げると、イートレンドがそうで、以前は非対応カードで通ったものの、
関連:イートレンド(e-TREND)で使用可能! [au WALLETカード(プリペイド)]
2022年4月時点では、以下のようにエラーとなり、決済できません。
VISA/MasterCardの場合、3Dセキュア非対応のカードはご利用いただけません。
お手数ですが、他のカードをお試しいただくか、他の決済方法をご利用ください。
イートレンドのクレジットカード決済は、VISAかMasterCardの2種類だけですが、どちらも3Dセキュアが必須となります。
イートレンドは銀行振込にも対応しており、三菱UFJ銀行とPayPay銀行が用意されているので、銀行振込にしました。
# auじぶん銀行から三菱UFJ銀行への振込は、じぶんプラスのステージにかかわらず、手数料無料です。
関連:[auじぶん銀行] じぶんプラス(ステージ制)の条件や特典が変更 [2022年4月1日]
銀行振込で通販の決済をするなど、何年ぶりでしょうか。
手数料無料だとはいっても、銀行振込はネットバンクへのログインや支店選択や口座番号の入力等の手間がかかる上、カード決済に比べ、入金確認が遅れるので、商品発送も遅くなり、結果として到着も遅くなります。
また、支払いに対し、ポイントが一切付きません。
「銀行振込は何年振り」と書いたように、銀行振込は旧来の決済方法であり、販売店にとっては「決済手数料」として儲けの一部をカード会社に奪われるデメリットはないものの、購入者側としてはデメリットばかりです。
3Dセキュア必須が進む
他にも、3Dセキュアなしでも決済ができていたJoshin webショップが、
関連:[ポイント二重取り] 家電量販店のJoshin(ジョーシン,上新電機)の通販(Joshin web)で使用可能! [au WALLETカード]
2022年5月中旬以降、3Dセキュア2.0への切替を予定しており、
関連:3Dセキュア(クレジットカード本人認証サービス)の3Dセキュア2.0への切替えについて (Joshin web)
クレジットカード決済の場合、3Dセキュア2.0に対応のカードしか使えなくなります。
よって、今までは使えていたau PAY プリペイドカードも、ダメになる可能性が高いです。
2022年12月追記:Joshin webが、au PAY(ネット支払い)に対応しました。
手数料無料ですが、Apple製品の購入には利用不可などの制限があります。
関連:[au PAY] Joshin webショップが「ネット支払い」に対応! [2022年12月]
セキュリティー皆無のクレジットカード
カード情報は、セキュリティーコード含めカードに書かれているので、目視だけで不正利用可能です。
関連:au WALLET カードの「セキュリティーコード(CVS/CVC/CVV番号)」の場所と「暗証番号」の設定方法 [au WALLET カード]
暗記力がなくても、メモしたり、カメラで撮れば一発であり、実際に、そのような手法での不正利用が発生しています。
関連:[危険] 客のカード情報をメモして不正利用! [高級ステーキ店]
関連:[危険] レジ係がカード情報を記録、通販サイトで悪用! [注意]
2022年の私の話ですが、ある大手にてau PAY プリペイドカードで支払ったら、カードを奥に持って行った店もありますからね…
店員当人が不正利用しなくても、入手したカード情報を他へ売り、カネを得ることも考えられます。
本人は直接カードの不正利用をしていないので、追及のしようがありません。
多少頭の回る人間であれば、そちら側に回るでしょうね。
被害多発を受け、カードに表示されない認証が用意され、それが3Dセキュアなのです。
昨今、偽メールや偽SMS、偽サイト、詐欺動画等々により、カード情報不正利用が急増している中、カードのセキュリティーが求められるのは当然です。
関連:エディットモードが不正アクセスを受けカード情報漏洩、不正使用も!
パソコンやスマホにパスワードを書いた付箋を貼ったり、キャッシュカードに暗証番号をマジックで書くようなもの、セキュリティーも何もあったものではなく、そのようなものが世界中に広がり、いまだに使われていること自体が異常なのです。
他の決済方法で対応
Joshin webショップの決済方法は多彩なので、何とかなりそうですが、ポイントが付かない決済方法もあるので注意が必要です。
・銀行振込
PayPay銀行、auじぶん銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、りそな銀行、ペイジー
・電子マネー
Edy、nanaco
・ウォレット決済
LINE Pay
・コンビニ決済(手数料無料、30万円まで)
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ミニストップ、セイコーマート
・PayPayオンライン決済
・楽天ペイ
なお、上新電機の実店舗の方のポイントアップ店は、2022年3月31日を以て終了となっていますwwwww
関連:ポイントアップ店 (au/KDDI)
また、代金引換だと手数料がかかったり、上述のイートレンドだと、コンビニ決済や楽天Edy決済を選ぶと、税込合計3万円未満で550円、3万円以上だと770円もの手数料がかかります。
関連:お支払いについて (イートレンド)
楽天Edyなんかは今風で当然無料だと思ってしましますが、手数料を取る罠!
商品を安く買えたとしても、550円/770円もの手数料を取られれば、損になることも多いのでは?
軟弱なプリペイドカード
au PAY プリペイドカードに限らず、プリペイドカードはクレジットカードではないので、月次決済のように決済できないものがあったり、不正利用に対する補償がなかったりします。
クレジットカードでは広まってきたタッチ決済にも非対応のことが多く、やはり使い勝手は劣ります。
関連:au WALLETカードと合わせて持ちたいクレジットカード [au WALLETカードはプリペイドカードでありクレジットカードではなく、盗難紛失不正利用に対する補償もない]
クレジットカードを持たず、プリペイドカードとコード決済だけでやっていくのは、徐々に難しくなってくるでしょう。
その一方で、コード決済のネット対応が広まれば、ポイントも得られるので問題は解決していきます。
ネット対応は、やはりPayPayの方がau PAY(ネット支払い)よりも進んでいます。
au PAYの対応を確認しようと思ったら、
「このページは動作していません」となりました。
競合に後塵を拝し脱落どころか、完全に終了なのでしょうか?
3Dセキュア(クレジットカード 本人認証サービス)
・JCB:J/Secure
・VISA Secure
・MasterCard SecureCode
・NICOS認証サービス
プリペイドカードには3Dセキュアの追加は不可?
プリペイドカードに機能を追加され進化すればいいのですが、au PAY プリペイドカードの場合、MasterCardに手数料を持って行かれるのを嫌うため、MasterCard面の拡充はしないでしょう。
手数料が自分のトコロに転がり込むよう、できるだけau PAYを使わせるように仕向けるはずです。
また、カード機能追加による、カードそのもののコスト増も嫌います。
au PAYは、PayPay(ペイペイ)に押され脱落、実店舗の対応だけでなく、ネット支払いや請求書支払いでも後塵を拝している状況です。
au PAYを使わせよう→しかし対応が少ない→PayPayに逃げる→au PAYが使われない→au PAYを使わせよう…(以下略)という沼。
認証サービスに関しては、プリペイドカードだけでなく、銀行直結のデビットカードも同様です。
デビットカードの裏面を見てください。
関連:[住信SBIネット銀行] Visaデビットのデザイン変更料が実質無料! [2018年9月15日まで]
関連:[ジャパンネット銀行] 新しいVisaデビットカードが届いた! [タッチ決済機能追加]
クレジットカード同様、裏にセキュリティーコードが書いてあり、何のセキュリティーにもなっていません!
プリペイドやデビットが、アマゾンで3Dセキュア必須になったら、終わりの時かもしれませんが、プリペイドはまだしも、デビットは何らかの方法で回避できるでしょう。
デビットは銀行口座が付いているのである程度は信用できますが、プリペイドは半ば使い捨ての(=カード表面の名義も所有者名ではない)ものも多いので、裏に流れたりして信用できませんから。
↑無料でバラ撒かれていた某カード
↑そのプリペイド機能は、2020年11月30日で消え、単なるポイントカードに…
関連:プリペイド事業終了のお知らせ (おさいふPonta)
そんなプリペイドのカードの中でも、au PAYは信用できる部類(=名義入り)なのですが、カード会社から見れば同じ類(たぐい)であり、特段区別をするようにも思えません。
ということで、今後はしっかりとしたクレジットカードを持つか、デビットでごまかすか、QRコード決済の対応を待つか(=他力本願)、ですかね…
関連:au WALLETカードと合わせて持ちたいクレジットカード [au WALLETカードはプリペイドカードでありクレジットカードではなく、盗難紛失不正利用に対する補償もない]
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関連:不正利用時の補償制度が利用規約等に明記されたが…(au PAY,プリペイド,auかんたん決済)