レジでクレジットカード情報を暗記、不正使用!

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中国秘伝の暗記術を駆使してクレジットカード情報を暗記したのかは知りませんが、クレジット/プリペイド/デビットカードには決済に必要な情報が全部表示されているので、セキュリティー的には非常に脆弱というか、ないに等しいでしょう。

不正

スーパーのレジで覚えた客のカード情報を使って、飛行機に80回近く乗っていたとみられる中国人の高校生が逮捕された。
神奈川・横浜市に住む中国人の高校生(16)は、2020年1月、友人と羽田空港から関西方面に往復するため、プレミアムクラスの航空券4枚、およそ14万円分を、他人のクレジットカード情報で購入した疑いが持たれている。
高校生は、スーパーのレジのアルバイトで客のカード情報を覚え、飛行機に80回近く乗ったほか、タクシーやホテルを利用するなど、被害総額は1,000万円以上にのぼり、調べに対し、容疑を認めているという。

関連:レジで客のカード情報覚え…被害1000万円超 (FNN)

認証に必要なセキュリティーコードが裏面に記されている時点で、何がセキュリティーなのか!

セキュリティーコード(CVS/CVC/CVV番号)

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3Dセキュアのようなカードに記されていない暗証もありますが、対応しているサイトはごく一部にとどまっており、そもそもプリペイドカードだと3Dセキュアがないというのが普通です。

3Dセキュア

最近はレジも進化し、カードを店員に渡さず、自分で通す/タッチする方式も見られますが、

Visa payWave

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まだまだ店員にカードを渡す方式の店も多々ありますので、注意が必要です。

暗記されたかどうか、その場では確認不可能なので…

暗記以外には、裏に回って即座にメモする、カメラで撮影するなどの手法があります。

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au PAY プリペイドカード(旧:au WALLET プリペイドカード)は、残高上限が100万円までであり、残高を高額にすることができますが、クレジットカードとは異なり補償が薄いので、残高を高めに保っている、あるいは頻度高く使う人は、クレジットカードに移行することを早期に考えるべきです。

プリペイド(新旧券面)

所詮はプリペイドカード、決済可能範囲などを含めても、クレジットカードには及びません。

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キャッシュレスの普及で関連被害も増加の一途、被害に遭ってからでは遅いですぞ!

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セキュリティー不正使用