[じぶん銀行] 口座開設可能年齢の引き上げと、銀行,カード,ポイントの散在で逆に不便になる生活

2021年5月1日

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じぶん銀行の口座開設可能年齢が、2017年1月1日より、申込時点で満15歳以上に引き上げられます。

じぶん銀行×三菱東京UFJ銀行

関連:口座開設可能な年齢の変更について (じぶん銀行)

変更は2017年1月1日からですが、口座開設の時間を踏まえ、2016年12月15日までにじぶん銀行に届いた申込書を以て受付終了です。

じぶん銀行に口座を持つ予定のヤング(死語)の皆様は急いでください。

引き上げられる前は、満15歳未満(満14歳以下)でも口座が開設できました。

但し、以下のものが必要になります。

・親権者の同意(申込書への親権者の署名)
・本人の本人確認書類に加え、親権者の本人確認書類

また、一般の口座開設申込書は使えず、専用の申込書が必要になります。

関連:【口座開設】20歳未満でも口座開設はできますか? (じぶん銀行)

高校を卒業するくらいまでは子供扱いで、「銀行口座を持つなどナニゴトか!」という風潮がいまだにあり、自分の口座を持つのは高校を出てからといったところでしょうが、小学生くらいから口座を持つのはいいと思いますよ。

手数料とか金利とか、経済の一端を知ることもできますし。

今は口座のバイバイが行われたり何かと面倒な時代なので、昔ほどカンタンに銀行口座を持つことができなくなりました。

今回の年齢の引き上げも、その影響かもしれません。

また銀行も不景気で、昔は口座開設時に豪華な粗品がもらえたりしたのですが、今は大手銀行でもポケットティッシュ1個のところがあります。

私の場合、口座を持ったのは大学生になってからで、最初は自転車でも行けるような近くのローカルな銀行wでしたね。

貧乏学生なのでおカネがなく、定期預金を組む考えはありませんでした。

ローカルな銀行はその銀行の店頭にしかATMがありませんし、午後6時か7時には閉まったと思います。

まぁ、カネがないので、現金で家に置いていても何の問題もないのですがw

その後、利便性を考えて大手銀行とか、郵便局(ゆうちょ銀行になる前)はどんな田舎にもあるので遠出でも安心(笑)とかとなり、ネットバンクの時代になってPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)とか、au WALLETカードを持つようになってじぶん銀行とか、ポイント連携(Tポイントプログラム)で新生銀行とか。

今は紙の通帳は不要で、ネットバンク(in スマホ)の時代であり、振込はスマホでOK、現金はコンビニでOKです。

ジャパンネット銀行や楽天銀行、大和ネクスト銀行、じぶん銀行など、支店をほとんど持たない銀行も多々ありますし、支店を持たない=土地代や人件費不要で、その分金利も高くなっています。

新たな形態の銀行(インターネット専業銀行)というヤツですね。

現金がデータ化されており、単なるデータの移動でしかありませんから、コストは低くできるのです。

新たな形態の銀行には、セブン銀行やイオン銀行など、商業施設との連携を主体にする銀行もありますね。

イトーヨーカドーやセブン-イレブンなどのセブングループの店やイオンなどのスーパーが近くにあれば、非常に便利でしょう。

まぁ、銀行が増えて選択の幅が広がったものの、逆に増えすぎている感もあります。

ネット主体の銀行でも全く魅力のない銀行もあり、一体どうしているのかと思いますが、概して銀行は別の用途に必要なだけで、市中の個人などどうでもよく、かつそのグループの本業は銀行業ではなかったりします。

さらに、コンビニのローソン(三菱商事系)が新銀行設立との動きがあります。

関連:ローソンが銀行業へ参入へ、三菱東京UFJ銀行と準備会社設立

最近の若者に合わせた流れとしては、

・銀行
・携帯キャリア
・コンビニ
・プリペイドカード/デビットカード

あたりでしょうか。

銀行は各人1つは必要ですし、各人1台は携帯電話/スマホを持っています。

そして、コンビニはあちこちにあると。

プリペイドカード/デビットカードは、2020年の東京オリンピックに向け、キャッシュレスを国が推進しています。

資金決済高度化等

2020年オリンピック・パラリンピック東京大会等の開催等を踏まえ、キャッシュレス決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を図る。
このため、訪日外国人の増加を見据えた海外発行クレジットカード等の利便性向上策、クレジットカード等を消費者が安全利用できる環境の整備及び公的分野での電子納付等の普及をはじめとした電子決済の利用拡大等について、関係省庁において年内に対応策を取りまとめる。

関連:キャッシュレス決済の普及による決済の利便性・効率性の向上 [日本再興戦略 改訂 2014]

五輪を見にガイジンさんが日本に来る→店に入る→決済→カード使えず現金のみ→ニホンダメ!アヴェダメ!オハナシにナラナイネ!!とならないようにするということでしょう、というのは表向きで、キャッシュレス決済を進めることで儲かる人がいるのです。

・au(KDDI):au WALLETカード:じぶん銀行(持株比率はKDDIと三菱東京UFJ銀行が半々) 2016年9月30日現在
・ドコモ:dカードプリペイド:ローソンに近く、ローソン銀行との提携も?
・ソフトバンク:ソフトバンクカード:現在は金融は薄い?(住信SBIネット銀行などを持つSBIホールディングスはソフトバンクから離れている)

セブン銀行(nanaco)を持つセブングループとauが何となく近かったり(セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどがポイントアップ店)、ファミリーマートとジャパンネット銀行が組んで新カード「Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)」を出したり、いろいろと同盟関係もあるようです。

楽天は楽天銀行があり、デビットカードや楽天スーパーポイント、Edyなどで他社と組んでいます。

関連:自前のポイントから共通ポイントへの移行が進行中 – ジョーシン(Joshin)が楽天スーパーポイント、エディオン(EDION)がTポイントを採用

新生銀行は、TポイントプログラムでTポイントと組んでいますね。

そして、JR/私鉄、地方毎に散在する交通系カード!

何がSuicaじゃ!Kitacaじゃ!SUGOCAじゃ!

沖縄県のOKICAとは互換性がないやないかい!

OKICA(オキカ)

全てのバスもタクシーも1枚のカードで乗れるようにせんかい!

ポイントカードにしても、WALLETポイント、auポイント、Tポイント、楽天スーパーポイント、Pontaポイント(おさいふPonta)など、バラバラです。

利用者としては、選択肢が多すぎる!カードが増えすぎる!ポイントがバラバラ!などというデメリット多数!!

コンビニに行く度に使う/出すカードが異なったりする次第!

1枚のカードで全ての銀行/プリペイド,デビット/ポイントが済めばいいのです。

例えば、コンビニのATMにau WALLETカードを入れて現金引き出し、タッチで電車に乗れ、タッチで自販機が使え、Tポイントがたまったりとか。

それを高すぎるiPnone7/Plusだけでなく、安価なSIMフリーのアンドロイド機にも入れてしまいましょう。

au WALLETカードにはせっかくNFC(FeliCa)が搭載されているのに、ウェルカムガチャ!くらいしか使われていない現状!(笑)

# 余談になりますが、NFC対応のスマホをお持ちなら、au WALLETカードに近づけてみてください、反応があるハズです。

関連:au WALLETカードを、NFC(近距離無線通信)で読み取ると、どうなるか?

銀行だらけ!カードだらけ!ポイントだらけ!

サイフの中から現金は減っても、その分カードが増えるという緊急事態!!

現金を数える手間はなくなったが、どの店でどのカードを使うか、ポイントをどう使うかで悩むという緊急事態!!

≪欲のぶつかり合い それが全ての争いを生む≫

関連:Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなどの、残高(残額)や使用履歴の確認を自分で行う方法 – NFC(近距離無線通信)

関連:ドコモ「dカードプリペイド」登場!Master決済だけでなくiD決済可,200円毎に1ポイント,ローソン常時3%引き,残高上限30万円までなどでau WALLETカードに対抗!