au WALLETカードを、NFC(近距離無線通信)で読み取ると、どうなるか?

2016年6月3日

以前、カードとNFC(近距離無線通信)の話をしました。

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NFCというのは、ごく近距離でカード情報を読み取る技術のことで、Suicaなど、交通系カードの自動改札での「タッチ」がそれにあたります。

Suica(りんかい線)

タッチだから接触しているではないか?と思われますが、パスケースなどを挟んでも通りますし、磁気読取のスライド(シュッ!というアレ)のように接触はしていないということです。

カード情報の読み取りは、券売機や自動改札だけでなく、自宅でも行うことができます。

例えば、Suicaの残額を自宅で知ることも可能です。

パソコンをお持ちの場合は、NFCのカードリーダー電子マネービューワーのようなソフト(無料)があればOK。

Suicaを読取中

NFC読み取り機能のあるスマホやタブレット(Nexus7など)なら、アプリ(無料である)を入れるだけでOKです。

自宅でSuicaの残額が分かれば、チャージすべきかどうかの判断を外出前にできますから、その後の動きにも余裕ができます。

関連:Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなどの、残高(残額)や使用履歴の確認を自分で行う方法

但し、何でも読める(読めるが解釈できる)のではなく、電子マネービューワーでは、NFCのカードであっても、Suica、楽天Edy、nanaco、WAON以外のカードは読めません。

NFC搭載のカードは世の中に多数ありますからね、全てが解釈できるわけではないのです。

しかし、NFC対応のスマホやタブレットとNFCアプリで、au WALLETカードを読んでみると…

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実は、au WALLETカードには、NFCの非接触ICチップが内蔵されているのです。

しかし、目下決済には利用されておらず、使用されるのは、ウェルカムガチャ!くらいですかね。

ウェルカムガチャ!

NFCなので、Suica同様、タッチで買い物ができるはずなのですが、そうしない(磁気読取のスライドで行っている)のは、以前書いたセキュリティー的な問題でしょうかね。

NFCが読めるスマホやタブレットがあるなら、色々なカードを読んでみるのも、面白いかもしれません。

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2016年6月3日電子マネーNFC,カード,近距離無線通信