OKICA(沖縄県の交通系カード)でポイントが付く?

2021年5月1日

沖縄県には、OKICA(オキカ)という交通系カードがあります。

OKICA(オキカ)

Suica(JR東)は、他の地域(北海道や関西、九州など)でも使用可能ですが、沖縄県では使えません。

Suica(りんかい線)

よって、沖縄県外の人がゆいレールに乗るのにICカードを使う場合は、OKICAを購入することになります。

購入方法はSuicaなどと同じで、無記名OKICAの場合は、券売機で購入することができます。

券売機(ゆいレール)

デポジットが500円含まれており、カード返却時に戻ってくるのも、Suicaと同じです。

なお、フィギュア付OKICAというのもあるようです。

フィギュア付OKICA

カードとフィギュアがセットになったものではなく、このフィギュア自体がOKICAであり、底面をタッチして改札を通過するのです。

タッチであり挿入ではないので、このような形状でもOKなのでしょうが…

カバンか何かに付けておくのでしょうかね。

で、このOKICA、来沖の際に何度か使用しているのですが、いつのまにか「OKICAポイント」というものができたようで。

毎月1日~月末の間の利用額に応じてポイントがたまります。

ポイント還元率は、ゆいレール利用時だと、

・利用額 3,000円~5,999円:利用額の10%
・利用額 6,000円~8,999円:利用額の13%
・利用額 9,000円~:利用額の15%

となっています(学生用は倍、小児用・障がい者用は別途規定)。

ゆいレール

月額利用額が3,000円以上なので、観光で数日訪れたくらいでは対象外でしょうね。

バス利用でもポイントをためることができます。

関連:ポイントについて (OKICA)

たまったポイントは、毎月6日に付与され、券売機で残高にチャージできます。

ポイント還元率は、10ポイント=10円、還元可能は最低100ポイントから10ポイント単位で、ポイント還元額は選べず、全額チャージとなります。

ポイントのままでは使用できず、ポイントは取得した月の翌年の同月末で失効するので、ポイントがたまったら、悩むことなくチャージしていきましょう。

残高やポイントは、WEBで確認することができます。

関連:OKICA WEB 照会サービス

但し、無記名OKICAは残額照会のみとなります(本人確認ができないため)。

Suicaにもポイントがあるのですが、

関連:Suicaポイントクラブに登録して、Suicaポイントを得る方法

Suicaポイントクラブは電車の利用ではポイントがたまらない点が、OKICAとは異なります。

ゆいレールは、那覇空港-首里の間を走っていますが、これは島のごく一部でしかありません。

首里駅でストップ(ゆいレール)

名護市あたりまでは延びると、観光旅行者の行動が広がると思います。

# 2019年の延伸計画が進んでいるが、わずか4駅のみ。

現状では、沖縄本島で長く移動しようとすれば、レンタカーが必須となりますね。

関連:Times Car PLUS(タイムズカープラス)のカーシェアを沖縄で利用した件

関連:レンタカーの増加で「わ」が不足→「れ」が登場! [空路+カーシェア+au WALLETカードで行く沖縄県]

関連:au WALLETカードとSuica(無記名Suica)の比較

2021年5月1日ポイント,電子マネーOKICA,オキカ,ポイント,沖縄県