LCC(格安航空会社)を使う際の注意点 – ビジネス用途には不向き
航空券の購入は、航空券の比較サイトなどでも可能ですが、航空会社のサイトでも買えます。
LCC(格安航空会社)も、各社ホームページから買うことができ、au WALLETカードも使えます。
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安いしau WALLETカードも使えるし!といいことばかりのLLCに思えますが、マイナス面もあります。
LCCは確かに安いのですが、時間通りに飛ばない(遅延)ことが多々あります。
LCCは持っている機材(飛行機の機体)の数が少なく、ギリギリの数で回しています(予備がない)。
A空港からB空港に来た飛行機がC空港に飛ぶ場合、B空港で乗ろうとして空港に着くと、遅延。
A空港を出発するのが遅れたため、B空港に乗るはずの機体がないのです。
当然、B空港を出発するのは遅れ、C空港に着くのも遅れてしまいます。
このように、玉突き状態で、後の便がどんどん遅れていきます。
A空港の出発が遅れたのがA空港の悪天候が理由だとすると、B空港は快晴であっても遅れてしまうのです。
機体に余裕(予備)があれば、A空港への到着を待たずに、別の機体を飛ばすことができます。
LCCはコストの都合上、予備機を持たないので、別の機体が出せないのです。
遅延が大きい場合は欠航になることもありますが、その場合、払い戻しや翌日便への振り替えはしますが、その日のホテル代は出ません。
私も、これで痛い目に遭ったことがあります。
空港から夜に出発する予定の便が、濃霧で前の空港を発てず、遅延となりました。
いつ到着するか分からないので待っていましたが、どんどん遅れ、結局欠航となってしまいました。
ホテルを探しましたが空室が見つからず、結局、インターネットカフェに泊まることに…
インターネットカフェで泊まることは、個人的には避けたいのですが、仕方ありません。
それが、実は以下の記事なのです(笑)
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都会の空港であり、インターネットカフェがあったので助かりはしましたが…
LCCのプランによっては補償がある場合もありますが、その分、運賃は高くなってしまいます。
私は最安プランだったので、翌日便への振替だけで、ホテル代は出ませんでした。
またLCCは、飛行機への乗り降りの際に、ボーディングブリッジ(ターミナルから伸びる通路)ではなく、バスで飛行機のところまで行き、タラップ(移動式階段)を使用することもあります。
これは、飛行機をターミナルから離れたところに置くことにより、空港の設備使用料を下げているのです。
バスでの移動は混みますので疲れますし、タラップでは待たされます。
飛行機内部は狭いので、大勢が一度に入ることができないためです。
夏は暑く、空港は風が強いので、冬は寒く。
これは、行く時にはまだいいかもしれませんが、飛行機に揺られてきた帰りは、非常にしんどいです。
空港や時にも寄りますが、LCCは、この割合が高い。
安いのには、安い理由があるのです。
また、乗り遅れそうになった時、大手航空会社は出発エリアを探してくれます。
「●●行きの▲▲様はいらっしゃいませんか~」
と、スタッフが探し回っているのを、見たことがあるでしょう。
しかしLLCは、そんなことはしません。
遅れたら、確実に置いていかれますし、払い戻しもされません。
LCCのスタッフは、チェックイン、搭乗口、バスやタラップへの誘導などで、人を兼ねています(1人何役)。
チェックイン時間を過ぎるとチェックインができなくなるのは、スタッフが搭乗口に向かってしまい、不在となるからです。
また、チェックイン窓口に早く行っても受け付けられませんが、これは他の仕事していて、誰もいないためです。
空港のJALやANAのカウンターには人がいるが、LCCのカウンターには誰もいないことが多いのはそのためです。
1人に何役もさせて、人件費を抑えているのです。
また、LCCは荷物の制限が厳しい。
機内持込できる個数と重量の制限が厳しいのです。
ジェットスターは2015年2月から、機内持込手荷物の重量を、10kg→7kgに改悪しました。
関連:Jetstar(ジェットスター)の支払手数料と機内持込手荷物重量の改悪(10kg→7kgに減少) [au WALLETカード]
これは、機内持込可能なサイズのスーツケースであっても、厳しいレベルです。
スーツケースの重さがありますからね。
荷物を減らすか、スーツケースを軽いカバンなどに変える必要が出てきます。
関連:機内持込手荷物 (ジェットスター・ジャパン)
さらに、空港によってはLCC専用ターミナルが存在し、店が少なく設備も少なく、さらにアクセス不便となっています。
関西国際空港でピーチ・アビエーションが使う第2ターミナルは、充実した第1ターミナルに比べ非常に簡素です。
そして駅から離れているために、バスで10分もかかります。
那覇空港でピーチ・アビエーションとバニラエアが使うLCCターミナルは、質素というか、倉庫です(笑)
屋根剥き出しで、ダクトをアルミの断熱材で覆っているあたり、倉庫ですよね。
那覇空港の北にある貨物ターミナルを改造したものですから、事実、元倉庫なのです。
サイトも別々(ドメインから違う)ですね。
那覇空港も、LCCターミナルへ行くには、バスで移動しなければなりません。
つまり、バスで移動する分、時間に余裕を持って移動しなければならないのです。
特に遅延が多いのは致命的で、個人的な余裕のある旅行などで、時間の制限がないのならまだしも、仕事だと悲惨です。
LLCが遅れたので…と、先方に言うわけにもいきませんしね。
仕事には、やはりJAL(日本航空)やANA(全日空)などの、大手航空会社を使用するのがいいでしょう。
これらの飛行機によく乗られる方は、JALやANAのカードの保有を検討してみてください。
・JALカード
・JALカード(アメックス)
・ANA VISA Suicaカード
・ANA×ヤマダ×セゾンカード
飛行機に乗って、マイルをためることもできます。
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