LCC(格安航空会社)を使う際の注意点 – ビジネス用途には不向き

2018年9月30日

航空券の購入は、航空券の比較サイトなどでも可能ですが、航空会社のサイトでも買えます。

LCC(格安航空会社)も、各社ホームページから買うことができ、au WALLETカードも使えます。

関連:Jetstar(ジェットスター)の航空券決済に使用可能! [au WALLETカード] 支払手数料

関連:Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)の航空券決済に使用可能! [au WALLETカード] 旅客サービス施設使用料,支払手数料

安いしau WALLETカードも使えるし!といいことばかりのLLCに思えますが、マイナス面もあります。

LCCは確かに安いのですが、時間通りに飛ばない(遅延)ことが多々あります。

遅延

LCCは持っている機材(飛行機の機体)の数が少なく、ギリギリの数で回しています(予備がない)。

A空港からB空港に来た飛行機がC空港に飛ぶ場合、B空港で乗ろうとして空港に着くと、遅延。

A空港を出発するのが遅れたため、B空港に乗るはずの機体がないのです。

当然、B空港を出発するのは遅れ、C空港に着くのも遅れてしまいます。

このように、玉突き状態で、後の便がどんどん遅れていきます。

A空港の出発が遅れたのがA空港の悪天候が理由だとすると、B空港は快晴であっても遅れてしまうのです。

機体に余裕(予備)があれば、A空港への到着を待たずに、別の機体を飛ばすことができます。

LCCはコストの都合上、予備機を持たないので、別の機体が出せないのです。

遅延が大きい場合は欠航になることもありますが、その場合、払い戻しや翌日便への振り替えはしますが、その日のホテル代は出ません。

私も、これで痛い目に遭ったことがあります。

空港から夜に出発する予定の便が、濃霧で前の空港を発てず、遅延となりました。

いつ到着するか分からないので待っていましたが、どんどん遅れ、結局欠航となってしまいました。

ホテルを探しましたが空室が見つからず、結局、インターネットカフェに泊まることに…

インターネットカフェで泊まることは、個人的には避けたいのですが、仕方ありません。

それが、実は以下の記事なのです(笑)

関連:漫画喫茶・インターネットカフェのメディアカフェポパイで使用可能! [au WALLETカード]

都会の空港であり、インターネットカフェがあったので助かりはしましたが…

LCCのプランによっては補償がある場合もありますが、その分、運賃は高くなってしまいます。

私は最安プランだったので、翌日便への振替だけで、ホテル代は出ませんでした。

またLCCは、飛行機への乗り降りの際に、ボーディングブリッジ(ターミナルから伸びる通路)ではなく、バスで飛行機のところまで行き、タラップ(移動式階段)を使用することもあります。

バスで飛行機へ

これは、飛行機をターミナルから離れたところに置くことにより、空港の設備使用料を下げているのです。

バスでの移動は混みますので疲れますし、タラップでは待たされます。

飛行機内部は狭いので、大勢が一度に入ることができないためです。

タラップを使用

夏は暑く、空港は風が強いので、冬は寒く。

これは、行く時にはまだいいかもしれませんが、飛行機に揺られてきた帰りは、非常にしんどいです。

空港や時にも寄りますが、LCCは、この割合が高い。

安いのには、安い理由があるのです。

また、乗り遅れそうになった時、大手航空会社は出発エリアを探してくれます。

「●●行きの▲▲様はいらっしゃいませんか~」

と、スタッフが探し回っているのを、見たことがあるでしょう。

しかしLLCは、そんなことはしません。

遅れたら、確実に置いていかれますし、払い戻しもされません。

LCCのスタッフは、チェックイン、搭乗口、バスやタラップへの誘導などで、人を兼ねています(1人何役)。

チェックイン時間を過ぎるとチェックインができなくなるのは、スタッフが搭乗口に向かってしまい、不在となるからです。

また、チェックイン窓口に早く行っても受け付けられませんが、これは他の仕事していて、誰もいないためです。

空港のJALやANAのカウンターには人がいるが、LCCのカウンターには誰もいないことが多いのはそのためです。

誰もいないLCCカウンター

1人に何役もさせて、人件費を抑えているのです。

また、LCCは荷物の制限が厳しい。

機内持込できる個数と重量の制限が厳しいのです。

ジェットスターは2015年2月から、機内持込手荷物の重量を、10kg→7kgに改悪しました。

10kg→7kg(重量制限変更)

関連:Jetstar(ジェットスター)の支払手数料と機内持込手荷物重量の改悪(10kg→7kgに減少) [au WALLETカード]

これは、機内持込可能なサイズのスーツケースであっても、厳しいレベルです。

スーツケースの重さがありますからね。

荷物を減らすか、スーツケースを軽いカバンなどに変える必要が出てきます。

関連:機内持込手荷物 (ジェットスター・ジャパン)

さらに、空港によってはLCC専用ターミナルが存在し、店が少なく設備も少なく、さらにアクセス不便となっています。

関西国際空港でピーチ・アビエーションが使う第2ターミナルは、充実した第1ターミナルに比べ非常に簡素です。

関西国際空港(第2ターミナル)

そして駅から離れているために、バスで10分もかかります。

第1ターミナルと第2ターミナル

関連:関西国際空港 第1ターミナル

関連:関西国際空港 第2ターミナル

那覇空港でピーチ・アビエーションとバニラエアが使うLCCターミナルは、質素というか、倉庫です(笑)

那覇空港(LCCターミナル)

屋根剥き出しで、ダクトをアルミの断熱材で覆っているあたり、倉庫ですよね。

那覇空港の北にある貨物ターミナルを改造したものですから、事実、元倉庫なのです。

サイトも別々(ドメインから違う)ですね。

関連:那覇空港 国内線旅客ターミナル

関連:那覇空港 LCCターミナル

那覇空港も、LCCターミナルへ行くには、バスで移動しなければなりません。

つまり、バスで移動する分、時間に余裕を持って移動しなければならないのです。

特に遅延が多いのは致命的で、個人的な余裕のある旅行などで、時間の制限がないのならまだしも、仕事だと悲惨です。

LLCが遅れたので…と、先方に言うわけにもいきませんしね。

仕事には、やはりJAL(日本航空)やANA(全日空)などの、大手航空会社を使用するのがいいでしょう。

これらの飛行機によく乗られる方は、JALやANAのカードの保有を検討してみてください。

JALカード
JALカード(アメックス)
・ANA VISA Suicaカード
・ANA×ヤマダ×セゾンカード

飛行機に乗って、マイルをためることもできます。

関連:熊本空港の「くまもと旬彩館」で使用可能! [au WALLETカード]

関連:関西国際空港のApplause(アプローズ)で使用可能! [au WALLETカード]

au WALLETカードで行く沖縄の旅シリーズ>

関連:[沖縄県] 東横INN(対面チェックイン)でも使用可能! [au WALLETカード]

関連:[沖縄セルラー] 沖縄のauショップでウェルカムガチャ!に挑戦!その結果は? [au WALLETカード]

関連:[沖縄県] りうぼう(スーパーマーケット)で使用可能! [au WALLETカード]

関連:@festa(アットフェスタ) 那覇空港のLCCターミナル で使用可能! [au WALLETカード]

関連:[首里城公園] レストラン首里杜(すいむい)で使用可能! [au WALLETカード]

関連:[イオン琉球] MaxValu(マックスバリュ)で使用可能! [au WALLETカード]