株主優待の「au 端末割引クーポン」も廃止へ [by 総務省斬り]

2021年2月10日

当サイトには広告が含まれています。

au(KDDI)の株主であると、株主優待制度により「au 端末割引クーポン」がもらえることがあったのですが、これが廃止されます。

関連:株主優待制度の改定に関するお知らせ (KDDI,東証開示資料)

以前書いた

関連:[11/1より] au発行済クーポン券の額面が一部減額 [半分orゼロ by 総務省斬り]

と同様、「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関する総務省による是正指導」を受けてのものです。

株主「そんなぁ~!ワシ、株買ぅて、au応援してるんやで!」

K「お上が『アカン!』ゆーてるから、シャーナイやんかぁ。」

株主「別にかまへんやん、株主限定なんやから。」

K「そんなんは高市ッチ/山本ッチに言ってチョ!」

関連:総務省「キャリア3社が過剰な値引きを禁じるガイドラインを故意に破っていた」

係る優遇は各所から探し出され、ことごとく廃止されていくのでしょう。

同時に「au WALLET Marketicon商品詰め合わせ」も廃止されますが、こちらは代わりに「au WALLET Market商品カタログギフト」が提供されます。

au WALLET Market商品カタログギフト

関連:au WALLET Market商品カタログギフト (KDDI)

株主の「保有株式数」と「保有期間」に応じて、その相当額が変化し、

100~999株,5年未満
 3,000円相当

1,000株以上,5年未満
 5,000円相当

100~999株,5年以上
 5,000円相当

1,000株以上,5年以上
 10,000円相当

と、当然ですが、保有株式数が多く、保有期間が長い方が相当額は上がります。

カタログギフトなので、選択可能なのがいいですね。

au(KDDI)を応援したい!という人は、KDDI株を持つのもいいかと思います。

2017年3月期第2四半期(2016年4~9月)の連結売上高は2兆3,016億円(通期予想に対する進捗率49.0%)となりました。
連結営業利益は、主にau通信ARPA収入の拡大と端末販売コストの削減等が貢献し5,326億円(同進捗率60.2%)となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,261億円(同進捗率60.4%)、EBITDAは8,155億円(同進捗率55.1%)と、順調に推移しています。

関連:2017年3月期第2四半期決算について (KDDI)

過去のようにキャリア(通信/通話)だけではダメで、auかんたん決済やau WALLETカードを含む決済からの収益も重要です。

auでんきや保険(生命,損害)、ローンなども手掛けているようですが、でんきは盛り上がりに欠けますからサッパリでしょう。

電力小売全面自由化はされたものの、結局は既存の電力会社(東京電力,中部電力,関西電力など)のままという人が大半でしょう。

知らない(ヨク分からん)のか、面倒(ムズい)なのか、料金に大差がない(魅力ナシ)のか…

今のところ、電気契約は大手キャリア間の移動のようなもので、どこも大差はないのでしょう。

電力の格安SIM的なものが登場すると、価格が大幅に下がり活性化すると思いますが、電力は生命にかかわる部分だ(表向き)ということで、その流れは難しいかな?

一定量電力を使うと電力が制限され、電子レンジの使用で落ちるとか。

来月になるまで、電子レンジは使用禁止w

関連:auでんきのセット割で、いくら安くなるのか?月々の電気代とキャッシュバック率の関係

関連:auでんき、2016年1月20日から受付開始、但し1年未満の解約で解約違約金が発生!