auでんき、2016年1月20日から受付開始、但し1年未満の解約で解約違約金が発生!
既報の通り、2016年1月19日に「auでんき」の発表会が行われ、詳細が(全てではないが)明らかになりました。
KDDI(au)は19日、4月からの電力小売り全面自由化を前に、電気と携帯電話料金のセット割引プラン「auでんき」を発表した。
月額電気料金に応じて電子マネー「auウォレット」にポイントを還元する仕組みで、関西電力と業務提携し、関電管内では電気使用量が多い家庭の還元率を全国の他地域より7ポイント高め、12%(1年間限定)とした。
電気の契約者か同居する家族がauの携帯電話利用者であることなどが条件で、沖縄や一部の離島を除く全国が対象。
auショップやKDDIのホームページで20日から申し込みを受け付ける。
毎月の電気料金が増えるほど、電子マネーでの還元率も大きくなる。
還元率は、4999円までは1%、5000-7999円までは3%。
8000円以上の場合、関電管内以外なら5%。
関電管内では、5月末までに申し込めば、利用開始から1年間は12%を還元する。
電気は関電から購入する。
また、KDDIは中国電力とも業務提携をする。
具体的なサービス内容は今後、検討する。
関連:電力自由化 KDDI、関電と提携し販売 (毎日)
auでんきセット割を適用すると、利用料金に応じてキャッシュバックが受けられます。
キャッシュバックはau WALLETカードに対して行われ、どうやらポイントではなく、そのままチャージされる(=残高に加算)ようです。
また、関西電力との業務提携により、関電管内は優遇されるようです。
但し、「12%を還元」というのは、電気代が8,000円以上、かつ、関西エリア限定、かつ、1年間限定です。
関西に住んでいても、電気代が8,000円に満たなければ、3%の還元に留まるわけです。
一人暮らしの人であれば、8,000円に満たないこともあるでしょう。
もちろん、12%の還元を受けたいからといって、電気を無駄に使うのは意味がありません。
キャッシュバックを受けても、それ以上に電気代がかかればダメですからね。
が、7千円台後半の場合は、8千円を満たすような調整を狙う場合も?
詳細は、公式サイトを確認しましょう。
関連:auでんき
マンションに住んでいても、電気メーターが各家庭に個別にあれば、申し込むことができます。
電気は各家庭に既に届いているはずですから、光回線(インターネット)のように業者が限定されることもありません。
申し込みは2016年1月20日午前10時から可能です。
申し込みは、ネットでもauショップでも可能です。
「電力会社のお客さま番号」と「供給地点特定番号」が必要になるため、検針票を用意しておきましょう。
検針票等に記載の名義で申込む必要があります。
沖縄県や一部離島については、提供エリア外です。
auでんきの契約先住所とau携帯電話の契約住所が同じである必要があります。
auでんきの利用開始日から起算して1年未満に解約される場合は、解約違約金(2,000円)が発生します。
但し、auでんき提供エリア外への引越に伴う解約の場合は、解約違約金はかかりません。
それほど急ぐこともありませんし、他社のプランなどが出揃ってから決めてもいいでしょう。
電気代は季節によって変化しますので、昨年の料金を調べておき、どのくらいキャッシュバックされるのか、計算してみましょう。
なお、現時点では公開されていませんが、auでんきのアプリも登場するようです。