auでんきのセット割で、いくら安くなるのか?月々の電気代とキャッシュバック率の関係

2016年1月31日

auでんきの内容が明らかになったので(全てではない)、実際に考えてみましょう。

電気代は、各家庭により異なります。

住んでいる地域によっても変わります(クーラーや暖房など)。

auでんきセット割の適用例が、以下に示されています。

auでんきセット割の適用例

これは総務省統計局の値を元にしているとあります。

1人暮らしの場合、年間1,319円トクになると。

月にして約110円、自販機のジュース一本も買えません(10円自販機などは除外)。

まぁ、安くなるのはいいのですが、期待したほどではありませんね。

月に最低500円は下がると期待したのですが。

1人暮らしで月額5,468円(年間65,616円)とありますので、以下を適用すると、

キャッシュバック率(auでんき)

5千円以上8千円未満となり、3%のキャッシュバックが受けられる、ということになりますが、1人暮らしであれば、工夫すれば、電気代を月額5千円以下に抑えることは充分に可能です。

電気の無駄遣いをしないのはもちろん、

・デスクトップパソコンをノートパソコンにする。
 →消費電力が下がり、電気代も下がります。

・パソコンの使用時間を減らし、スマホやタブレットにする。
 →作るのではなく見るだけなら、スマホやタブレットで問題ありません。

・灯りをLEDに変える。
 →長時間点ける天井ライト(シーリングライト)は、LEDにしましょう。
 →短時間しか点けない廊下などは、LEDにすると交換費用の元が取れないので白熱電球のままでOK。

などです。

私は仕事柄デスクトップパソコンを使っていますが、必要ない時はノートパソコン、作るのではなく見るだけならiPadを使用しています。

また、長時間いる部屋の天井ライト(シーリングライト)は、丸型蛍光灯から、LEDに交換しました。

LEDのシーリングライトは、安いものだと6畳用でも5千円台から手に入ります。

LEDライトには調光(明るさを変えられる)機能を持つものが多いので、これを使って明るさを下げています。

本を読んだり勉強する時は明るくし、パソコンを使うときは暗くします。

パソコンの液晶画面が光っているので、部屋の明るさを落としても画面は見えますからね。

完全に消すと画面との明るさの差が大きくなり目が疲れるので、明るさを調整できる調光機能がいいのです。

調光で明るさを下げると、消費電力も下がります。

また、電気は水(水道)とは異なり目に見えないので、電力を測るワットメーターを用意しておくといいです。

サンワサプライ ワットモニター5種類測定可能 検電器 TAP-TST8

これは、流れる電力量を液晶に表示するもので、電気代も分かります。

ワットメーターは2千円程度で買えます。

私はワットメーターを1台持ち、家にある電化製品の消費電力を調べました。

消費電力は電化製品の説明書に書いてありますが、消費電力が一定でない製品もありますからね。

例えば、冷蔵庫。

開けっ放しにすれば冷気が逃げるため、消費電力が上がります。

それを防ぐには、開け閉めを少なくすることです。

エアコンなども同様に、消費電力が変化します。

エアコンがついている部屋の窓の開け閉めは、最小限にしましょう。

パソコンも、その時によって消費電力が変わります。

動画のエンコードなどの重い処理をすると、消費電力が上がります。

私が持っているデスクトップパソコンだと、何もしていない時で約100W、重い処理をさせると150-180Wとなりました。

ノートパソコンだと消費電力は下がりますし、スマホやタブレットだと(電池で動くので)もっと低いはずです。

また、消費電力が一定に思える製品も、注意が必要です。

電子レンジを測りましたが、スイッチを700Wにしているのに、実際には1000Wを超えていました!

古い電子レンジではなく、去年(2015年)に新品で購入したものです。

ワットメーターは何台も要りません、1台で充分です。

そうして節電を進め、月額5千円以下になると、キャッシュバック率は1%になってしまうのですね。

無理して電気を使うのはエコではありませんし、無理に5千円以上にしても、キャッシュバック率の増加は4%しかありません。

節約志向の人は、節電を進め電気代を月額5千円以下にし、1%のキャッシュバックはオマケ、と考えるようにしましょう。

au WALLETカードのポイントは税込200円毎に1ポイント付きますが、199円の買い物に10円の商品を追加して200円以上とし、1ポイントを得るのは無駄ですからね。

電力小売自由化により、ポイント還元やキャッシュバックなどに注目が集まりますが、この機会に節電について考えるといいかと思います。

節電を進め電気代を下げれば、ポイント還元やキャッシュバック以上の効果を得られるはずです。

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2016年1月31日au/UQ mobile,auでんき,電力小売全面自由化auでんき,節電