auでんきのセット割で、いくら安くなるのか?月々の電気代とキャッシュバック率の関係
auでんきの内容が明らかになったので(全てではない)、実際に考えてみましょう。
電気代は、各家庭により異なります。
住んでいる地域によっても変わります(クーラーや暖房など)。
auでんきセット割の適用例が、以下に示されています。
これは総務省統計局の値を元にしているとあります。
1人暮らしの場合、年間1,319円トクになると。
月にして約110円、自販機のジュース一本も買えません(10円自販機などは除外)。
まぁ、安くなるのはいいのですが、期待したほどではありませんね。
月に最低500円は下がると期待したのですが。
1人暮らしで月額5,468円(年間65,616円)とありますので、以下を適用すると、
5千円以上8千円未満となり、3%のキャッシュバックが受けられる、ということになりますが、1人暮らしであれば、工夫すれば、電気代を月額5千円以下に抑えることは充分に可能です。
電気の無駄遣いをしないのはもちろん、
・デスクトップパソコンをノートパソコンにする。
→消費電力が下がり、電気代も下がります。
・パソコンの使用時間を減らし、スマホやタブレットにする。
→作るのではなく見るだけなら、スマホやタブレットで問題ありません。
・灯りをLEDに変える。
→長時間点ける天井ライト(シーリングライト)は、LEDにしましょう。
→短時間しか点けない廊下などは、LEDにすると交換費用の元が取れないので白熱電球のままでOK。
などです。
私は仕事柄デスクトップパソコンを使っていますが、必要ない時はノートパソコン、作るのではなく見るだけならiPadを使用しています。
また、長時間いる部屋の天井ライト(シーリングライト)は、丸型蛍光灯から、LEDに交換しました。
LEDのシーリングライトは、安いものだと6畳用でも5千円台から手に入ります。
LEDライトには調光(明るさを変えられる)機能を持つものが多いので、これを使って明るさを下げています。
本を読んだり勉強する時は明るくし、パソコンを使うときは暗くします。
パソコンの液晶画面が光っているので、部屋の明るさを落としても画面は見えますからね。
完全に消すと画面との明るさの差が大きくなり目が疲れるので、明るさを調整できる調光機能がいいのです。
調光で明るさを下げると、消費電力も下がります。
また、電気は水(水道)とは異なり目に見えないので、電力を測るワットメーターを用意しておくといいです。
これは、流れる電力量を液晶に表示するもので、電気代も分かります。
ワットメーターは2千円程度で買えます。
私はワットメーターを1台持ち、家にある電化製品の消費電力を調べました。
消費電力は電化製品の説明書に書いてありますが、消費電力が一定でない製品もありますからね。
例えば、冷蔵庫。
開けっ放しにすれば冷気が逃げるため、消費電力が上がります。
それを防ぐには、開け閉めを少なくすることです。
エアコンなども同様に、消費電力が変化します。
エアコンがついている部屋の窓の開け閉めは、最小限にしましょう。
パソコンも、その時によって消費電力が変わります。
動画のエンコードなどの重い処理をすると、消費電力が上がります。
私が持っているデスクトップパソコンだと、何もしていない時で約100W、重い処理をさせると150-180Wとなりました。
ノートパソコンだと消費電力は下がりますし、スマホやタブレットだと(電池で動くので)もっと低いはずです。
また、消費電力が一定に思える製品も、注意が必要です。
電子レンジを測りましたが、スイッチを700Wにしているのに、実際には1000Wを超えていました!
古い電子レンジではなく、去年(2015年)に新品で購入したものです。
ワットメーターは何台も要りません、1台で充分です。
そうして節電を進め、月額5千円以下になると、キャッシュバック率は1%になってしまうのですね。
無理して電気を使うのはエコではありませんし、無理に5千円以上にしても、キャッシュバック率の増加は4%しかありません。
節約志向の人は、節電を進め電気代を月額5千円以下にし、1%のキャッシュバックはオマケ、と考えるようにしましょう。
au WALLETカードのポイントは税込200円毎に1ポイント付きますが、199円の買い物に10円の商品を追加して200円以上とし、1ポイントを得るのは無駄ですからね。
電力小売自由化により、ポイント還元やキャッシュバックなどに注目が集まりますが、この機会に節電について考えるといいかと思います。
節電を進め電気代を下げれば、ポイント還元やキャッシュバック以上の効果を得られるはずです。
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