[au WALLETカード] キャッシュレス消費者還元事業の対応を調べた結果! [au/KDDI/じぶん銀行/ウェブマネー/au PAY]
2019年9月21日追記:au WALLETが公式に告知しました。
関連:「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象を、au WALLETが公式に告知!
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2019年10月1日の消費税増税(8%→10%)まで、あと1ヶ月を切りました。
國(経済産業省)が主導する、意味不明な事業である「キャッシュレス・消費者還元事業」。
還元するなら最初から消費税を上げるな!というカンタンなことすら分からないK*NG-D*E-SEKOHですが、彼にはその権限は一切ありません。
しかも期間限定で、実施は2019年10月1日-2020年6月30日までです。
「キャッシュレス」とあることからも分かるように、現金や口座振込は非対応です。
「キャッシュレス」の意味が分からない老人、カードやキャッシュレスは危険!という老人は対象外ですが、結局彼らが勝ち組(給与多時代を生き、年金のある)であることを、貴殿(キデン)は否定できないのです。
で、本題の「au WALLETはキャッシュレス消費者還元事業の対応カードなのか?」という点について。
au WALLETには、au WALLET プリペイドカードとau WALLET クレジットカードの2種類があります。
前者は事前チャージ(入金)が必要な「プリペイドカード」、後者は「クレジットカード」です。
後者のau WALLET クレジットカードの方は、キャッシュレス・消費者還元事業への参画と、対象カードであることを、KDDI-FSが名言しています。
関連:au WALLET クレジットカード×キャッシュレス・消費者還元事業 (KDDI-FS)
au WALLET クレジットカードの還元率は、税込200円毎に2ポイント(1%)と、au WALLETカード(プリペイド)の倍です。
これに加え、「キャッシュレス・消費者還元事業」により、最大5%の還元が受けられます。
・中小企業・小規模事業者が運営する店舗:5%
・コンビニなどのフランチャイズチェーン店舗:2%
還元最大5%を謳っていますが、細かなカネにうるさく、数円や数ポイントに必死となる昨今、価格の高い中小企業や小規模事業者はまず利用しませんので、還元は2%までが現実です。
「還元=安くなる」と騙されてはいけません!
増税で2%上がるので、単に元に戻るだけです!
それどころか、増税前や増税前後の「便乗値上げ多発」で、還元があっても高くなっているのです。
便乗値上げによる売上増を「アベノミクスの効果!」などと、ワケの分からないことを言うのは確実です。
「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象加盟店舗は、以下の公式サイト(経産省)で見れますが、
関連:登録加盟店一覧 (cashless.go.jp)
6360ページのPDFファイルという、最悪な馬鹿さ加減であり、まさにK*NG-D*Eの偏差値レベルです。
# 2019年9月以降にウェブ機能やアプリを公表予定とあるが、当然税金!
対象加盟店舗は、以下の「CASHLESSマーク」を店頭に掲示することになっているので、
2019年10月1日以降、このマークで判断した方が早そうです。
次に、au WALLETカード(プリペイド)についてです。
au WALLET クレジットカードのようなauの公式案内はないので、対象外?と思えます。
# どこかにあったとしても、au WALLET アプリですら見当たらない状況では、未告知と同じ。
以下の公式サイト(経産省)で対象カードを検索できますが、「クレジット/デビット(Jデビットは除外)」とあるので、
関連:対象となるクレジット/デビット(Jデビットは除外) (cashless.go.jp)
プリペイドであるau WALLETカード(プリペイド)は除外かよ!と思われます。
が、実際に「au」と入れて検索してみると…
上は上述の「au WALLET クレジットカード」ですが、下は我らがau WALLETカード(プリペイド)では?
au WALLETカード(プリペイド)が対応となると(仮、後述)、その「還元」の方法ですが、au WALLET クレジットカードと同様だとすると、WALLETポイントでの還元になるかと思われます。
・通常ポイント:税込200円毎に1ポイント(0.5%)
・本還元:5%または2%(店舗による)
合計で2.5~5.5%の還元となります(2019年10月1日-2020年6月30日まで)。
上述のように、5%還元は中小企業・小規模事業者に限られるので、2.5%が実際だと思いましょう。
WALLETポイントは即時もらえるのではなく、数日かかります。
得たポイントはそのままでも使えますが、使用範囲が狭すぎるので、普通はチャージ(入金)して使います。
但し、チャージは100ポイント以上、100ポイント単位でしかできないので、還元を受けてもスグには使えません!
# ピッタリ100ポイント単位になることはほぼなく、必ず端数が出るため。
1円単位ではチャージできないのが、非常にセコいところです。
なお、ポイントには有効期限があるため、ポイントのまま持っておくと、失効してしまう危険があるので注意が必要です。
関連:au WALLETカードへのポイントチャージの方法 [WALLETポイント,auポイント]
関連:WALLETポイントとauポイントの有効期限を確認する方法 [au WALLETカード]
関連:WALLETポイントの有効期限は4年間 [au WALLETポイント]
知っている人は知っていますが、au WALLETカード(プリペイド)とau WALLET クレジットカード、両者は同じ「au WALLET」でも、発行会社が異なり、クレジットはKDDI-FS(KDDIフィナンシャルサービス株式会社)、後者はKDDI株式会社です。
<KDDI-FSの株主構成>
・auフィナンシャルホールディングス株式会社(90%) … KDDI株式会社の100%子会社
・三菱UFJニコス株式会社(5%)
・株式会社じぶん銀行(5%) … じぶん銀行の株主は、auフィナンシャルホールディングス株式会社が63.8%、株式会社三菱UFJ銀行が36.2%
# au(KDDI)と三菱UFJの「アレな」関係が見えてきます…(略)
以前も書きましたが、登録決済事業者リストには、KDDI(au)関連では
①KDDI株式会社(A型決済事業者兼B型決済事業者)
②KDDIフィナンシャルサービス株式会社(A型決済事業者)
③株式会社じぶん銀行(A型決済事業者)
④株式会社ウェブマネー(A型決済事業者)
が登録されていた(2019年7月19日時点,356社)ので、
①KDDI株式会社→au WALLET プリペイドカード(Master)
②KDDIフィナンシャルサービス株式会社→au WALLET クレジットカード(Master/VISA)
③株式会社じぶん銀行→じぶん銀行スマホデビット(JCB)
④株式会社ウェブマネー→WebMoneyプリペイドカード/同Lite(Master)
が対応するのではないか?と思われました(過去)。
関連:au WALLETカードはキャッシュレス消費者還元事業の対応カードなのか?
なので今回、③の「じぶん銀行」でも検索してみると…
予想通り、じぶん銀行スマホデビットが出ました。
関連:じぶん銀行のスマホデビット新規発行&ご利用キャンペーン」が早期終了!
さらに、④の「ウェブマネー」でも検索してみると…
これも予想通り、WebMoneyプリペイドカード/同Lite(Master)」が出ました。
関連:[WebMoney] 新規カード発行でもれなく300ポイントがもらえる! [ウェブマネー]
登録決済事業者リスト(2019年8月30日更新,887社)には事業者名はあってもカード名はなく、先の検索と事業者リストは異なるものかと思われるので、検索でau WALLETカード(プリペイド)が出たということは、「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象カードであると見るのが普通でしょう。
とりあえず届け出ただけであって非対象!ということはないだろうな…
いい加減(隠蔽・改竄・虚偽・捏造・偽装)な上にコスパ(=税金)最悪な役人仕事なので、au(KDDI)が公式にハッキリ嘘偽りなくau WALLET アプリ含む明確な場所で発表するまで信用できません!
なので、au WALLETカード(プリペイド)が対応カードなら、au WALLET クレジットカードのように、公式でも出すべきかと思います。
# 一般人は経産省のサイトなど、まず見ない。
加えて、バーコード決済であるau PAY(エーユーペイ)も調べてみました。
バーコード決済は先の検索とは異なり、以下となります。
関連:対象となる電子マネー/QRコード/その他) (cashless.go.jp)
結果…
au PAY(エーユーペイ)も対象のようです。
まぁ、au PAY(エーユーペイ)は対象店舗が少なく使えないので、5%還元となる中小企業・小規模事業者はまず無理でしょうし、2%還元となるコンビニなどのフランチャイズチェーンは、au PAY(エーユーペイ)ではなくau WALLETカード(プリペイド)やau WALLET クレジットカード、およびそれらを登録したApplePay(QUICPay)にも対応しているので、意外と面倒なau PAY(エーユーペイ)を使う必要はないでしょう。
繰り返しますが、「還元=安くなる」と騙されてはいけません!
増税で2%上がるので、単に元に戻るだけです!
それどころか、増税前や増税前後の「便乗値上げ多発」で、還元があっても高くなっているのです。
便乗値上げによる売上増を「アベノミクスの効果!」などと、ワケの分からないことを言うのは確実です。
本件で甘い汁を吸うことになる、政治家や役人、カード会社、金融業者、システム屋等、周辺業者の癒着(=カネの流れ)を追う必要があります。
玄関「ピンポーン♪」
筆者「Amazonかな?はぁい♪」
玄関「ドンッ!」
テレビ「本日正午ごろ、東京都江東区のマンションの一室の玄関前で…」
GAME OVER
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