[ApplePay] au WALLETカード(プリペイド)の登録方法と注意点 [iPhone]

2019年9月4日

まず、iPhoneでタッチ決済(ApplePay)を使うには、以下の機種が必要です。

・iPhone7(日本版)/Plus(日本版)
・iPhone8/Plus
・iPhoneX
・上記以降のiPhone

iPhone7/Plusは、日本版である必要があります。

海外版はFeliCaに対応しないので、日本ではタッチ決済が使えません。

iPhone8/Plus、iPhoneXに関してはこのような差はなくなったので、海外版でもOKです。

次に、ApplePayへのau WALLETカード(プリペイド)への登録です。

iPhoneに最初から入っているWalletアプリ(以下、AppleのWalletアプリ)を使い、カードをカメラに読ませる(カード番号や期限、名義が読み取れる)だけなので非常にカンタンですが、au IDでログイン済のau WALLETのアプリを経由すると、カード番号や名義などがAppleのWalletアプリに通知されるので、よりカンタンです。

ApplePayに対応するiPhoneのau WALLETのアプリでは、以下のように「ApplePayの設定・使い方」というボタンがあり、

ApplePayの設定・使い方_ApplePay

これをタップすると、カード番号や名義などがAppleのWalletアプリに通知され、登録が完了するはずです。

登録が完了すると、「au WALLET プリペイドカードがApplePayで利用可能になりました。」と表示されます。

au WALLET プリペイドカードがApplePayで利用可能になりました

au WALLETカード(プリペイド)はQUICPay+(クイックペイプラス)として使用可能です。

QUICPay+(クイックペイプラス)_ApplePay

対応店舗としては、マクドナルドやすき家などがありますね。

関連:マクドナルドがクレジットカード決済に対応、QUICPay+(ApplePay+au WALLETプリペイド)にも対応!

関連:すき家がApple Payでの支払に対応、2016年10月から!

QUICPay+加盟店でのご利用について

カードをカメラで読ませる方法は、読み取りミスが多い(特に名義が認識されないことが多い)ので、au IDでログイン済のau WALLETのアプリ経由をおススメします。

他のカード(クレジットカードなど)を追加する場合は、以下の手順で進めます。

①AppleのWalletアプリの右上にある「+」をタップします。

登録済_QUICPay_ApplePay

②「続ける」をタップします。

続ける_ApplePay

「クレジット/プリペイドカード」か「Suica」を選択します。

カードを選択_ApplePay

<「クレジット/プリペイドカード」の場合>

カメラが起動するので、枠内にカードの表面を入れると、カード番号、期限、名義を読み取ります。

カメラが起動_ApplePay

読み取れない場合や間違っている場合は、手入力で入れてください。

セキュリティーコード(CVC/CVV番号)が求められる時は、裏面の署名欄などに記載されています。

セキュリティーコード(CVC/CVV番号)

関連:au WALLET カードの「セキュリティーコード(CVC/CVV番号)」の場所と「暗証番号」の設定方法 [au WALLET カード]

カードをiPhone(ApplePay)に取り込んだ後でも、クレジット/プリペイドカードは有効であり、個別に使えるので廃棄しないでください。

<「Suica」の場合>

裏面右下にあるSuicaID番号の下4桁を入力します。

SuicaID_ApplePay

生年月日は、記名式(My Suica)と定期券の場合のみ入力します。

利用条件に同意し、カードの上にiPhoneの上半分を重ねて待つと、情報が転送されます。

カード情報転送_ApplePay

転送中は、SuicaやiPhoneを動かさないようにしましょう。

転送が完了すると、Suicaの残高と、預り金(デポジット)である500円が残高に追加されます。

デポジットも残高に入るので、物理カードは無効となり返却不可能、もう使えなくなります。

ハサミで切って廃棄するか、記念にとっておくなどしましょう。

但し、Suicaであっても、モノレールSuica(東京モノレール)やりんかいSuica(りんかい線/東京臨海高速鉄道)は登録できませんので注意しましょう。

Suica(りんかい線)

これらのカードを読み取っても、「カードを追加できませんでした」となってアウトです。

カードを追加できませんでした_Suica

「Suica」とあるのに登録できないとは、なんじゃそりゃ。

クレジット/プリペイドカードや、Suicaを登録すると、iPhoneのタッチで決済ができるようになります。

クレジット/プリペイドカードでの決済の際には、指紋認証(Touch ID)が必要です。

が、Suicaで改札を通過する際に、イチイチそんなことやってられません。

Suicaを追加すると、「エクスプレスカード」に設定され、その場合は指紋認証(Touch ID)なしで使用できます。

複数のSuicaを登録することもできますが、その場合の「エクスプレスカード」は「設定」>「WalletとApplePay」で変更できます。

改札を通る時に、iPhoneのスリープやロックを解除したり、アプリを開いたりする必要もありません。

iPhoneがインターネットにつながっている必要もありませんが、電源が入っている必要があります!

物理カードなら、電源もなにもないのですが…

要は、電池切れだと改札通過も決済もできなくなるので、この点は要注意です。

クレジット/プリペイドカード/Suicaなど、複数のカードを追加することも可能です。

・iPhone7/Plus:8枚まで
・iPhone8/Plus:12枚まで
・iPhoneX:12枚まで

au WALLETカード(プリペイド)とSuicaを登録したiPhoneで改札を通る場合、Suicaが「エクスプレスカード」に設定され、それで通過できます。

が、その状態で、SuicaとQUICPay+に対応した店舗(マクドナルドなど)で決済すると、Suicaが優先されてしまいます。

お支払い方法_マクドナルド

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関連:[マクドナルド] nanacoとSuica等の交通系電子マネーの決済が可能に! [2017年8月1日]

これでは、au WALLETカード(プリペイド)のポイント(税込200円毎に1ポイント)がもらえません!

決済の前に、AppleのWalletアプリを立ち上げ、決済するカードを選択してから、レジでタッチする必要が出てきます。

しかも、Suicaではありませんので、決済の際に指紋認証(Touch ID)が必要となります。

これは面倒すぎる…

au WALLETカード(プリペイド)では改札を通過できないので、Suicaも併せてiPhone登録している人は多いと思いますが、間違ってau WALLETカード(プリペイド)ではなくSuicaで払ってしまった!ことがある人は多いでしょう。

物理カードなら目で区別が付くので間違えることはないでしょうが、iPhoneで画面が消えていると区別が付かず、誤ったカードで決済してしまうのです。

クレジット/プリペイドカードは複数の端末に登録できますが、Suicaは1つの端末にしか登録できません。

さて、Suicaは通常1枚程度しか持っていないと思いますが、クレジット/プリペイドカードは何枚も持っているという人もいるでしょう。

上述のように、8枚とか12枚とかも追加できます。

最近はカンタンに持てるプリペイドカード(おさいふPontaやココカラクラブカードなど)や、銀行口座直結のデビットカードが増えていますからね。

となると、いろいろなカードをiPhone(ApplePay)に取り込みたくなりますが、プリペイドカードやデビットカードはほとんどが非対応です。

# キャリアのプリペイドカードであるdカードプリペイド(ドコモ)やソフトバンクカードはiDとして対応しています(後述)。

対応カードは、アップルのサイトの「アジア太平洋地域>日本」を確認してください。

関連:ApplePayに対応しているアジア太平洋地域の銀行とカード発行元 (Apple)

なお、一覧に「三井住友銀行」とありますが、SMBCデビット(VISA/iD)は非対応です。

SMBCデビット_iD_Visa payWave

また、同様に「住信SBIネット銀行」とありますが、このVISAデビットも非対応です。

住信SBIネット銀行_Visaデビット

非対応の場合、「カードを追加できませんでした」や、「このカードはご利用できません」などと表示されます。

カードを追加できませんでした_ApplePay

このカードはご利用できません_ApplePay

残高不足等で決済できない可能性のあるプリペイドカードやデビットカードは、はじかれる傾向にあるのでしょう。

# 日本ではデビットカードは非対応?

QUICPayに対応しているのは、クイックペイのサイトによると、なんとau WALLETカード(プリペイド)だけです。

QUICPay対応カード一覧

関連:カード発行会社一覧・ご登録方法 (2018年2月現在)

au WALLETカード(プリペイド)はKDDI(au)のカードであり、通信会社(iPhoneと密接)だからでしょうか?

となると、ドコモのdカードプリペイドやソフトバンクカードは?ということですが、dカードプリペイドはiD(ドコモのブランド)として追加されます。

dカードプリペイド_両デザイン

関連:ApplePayの設定方法 (dカードプリペイド)

そしてソフトバンクカードも同様に、iDとして追加されます。

ソフトバンクカード_Apple Pay_Apple Watch

関連:ApplePayへのソフトバンクカード追加方法 (ソフトバンク)

なので、QUICPayのサイトには記載がないのですね。

カードのままであれば、MasterCardやVISA、iDといったクレジットカードブランドの表記を見るだけで、その店舗で使えるかどうかが分かるのですが、iPhone(ApplePay)に登録してしまうと、au WALLET プリペイドカード(MasterCard)がQUICPay+になったり、ソフトバンクカード(VISA)がiDになったりと、使用可否判断の材料が変わってしまい、とても面倒でややこしいです。

仮に、MasterCard,VISA,JCBのみ対応の店があったとすると、ソフトバンクカードのカード(VISA)は使えますが、iPhone(ApplePay)に入れた同カードはiD扱いので使えない(iPhoneのタッチは使えずカードを出す必要がある)ことになってしまいます。

このような複雑さは、言うでもなく、オカネが欲しいオトナの事情です。

関連:[マクドナルド] ApplePay(au WALLETプリペイドカード)を使う [QUICPay]

QUICPay_mcdonald

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ApplePayを使ってみよう キャンペーン

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