ファミリーマートとユニーグループ(サークルKサンクスを持つ)の経営統合が正式発表 – サークルKサンクスは消滅へ!
先日書いた、ファミリーマートとユニーグループ(サークルKサンクスを持つ)の経営統合ですが、
「サークルK」「サンクス」がファミマに統一で基本合意? http://t.co/2Vr5GA1OCc
#ワレカ
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— au-wallet.com (@auwcauwc) 2015, 10月 10
関連:「サークルK」「サンクス」がファミリーマートに統一で基本合意?ファミリーマート+am/pm+サークルK+サンクス+ココストア連合軍(ファミエピムサーサンコ)でセブン-イレブンに挑むっ!
2015年10月15日、両社から正式に発表されました。
関連:株式会社ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス株式会社の経営統合に向けた基本合意書締結に関するお知らせ (ファミリーマート)
関連:株式会社ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス株式会社の経営統合に向けた基本合意書締結に関するお知らせ (ユニー)
両者の発表資料は同じもののようです。
経営統合の時期は、2016年9月。
ユニーの普通株1に対して、ファミリーマート株0.138を割り当てます。
統合は、ファミリーマートを存続会社としてユニーグループを吸収合併し、持ち株会社を作った上で、コンビニ事業はその下にぶら下げる形。
コンビニの店舗名は「ファミリーマート」に一本化する(=サークルKサンクスが消える)。
2015年8月末のファミリーマートの店舗数は1万1450店舗、サークルKサンクスは6358店舗。
合計すると、店舗数2位のローソンの1万2195店舗を上回り、店舗数2位となります(1位はセブン-イレブン)。
ファミリーマートは、2015年9月にココストア(約650店舗)を買収しており、これも合計すると店舗数は1万8092店舗となり、1位のセブン-イレブンとほぼ同水準となります。
ファミリーマートのファンにとっては歓迎、サークルKサンクスのファンにとっては残念、ということになるのでしょう。
「サークルK」「サンクス」といえば楽天スーパーポイントですが、統合後はどうなるのでしょうか。
経営統合は良いにしても、ブランドと各店舗の個性は残してほしいな…(´・ω・`) https://t.co/9BpHo0TorS
— イコちゃん (@mani_mani_kun) 2015, 10月 10
「サークルK」「サンクス」では、楽天スーパーポイントは税別100円毎に1ポイントたまります。
関連:ポイント早見表 (サークルK・サンクス)
これが、ファミリーマートのTポイントになると、税込200円毎に1ポイントになってしまいます。
関連:ポイント早見表 (ファミリーマート)
「サークルK」「サンクス」では、ココカラクラブカードも関係してきます。
また、ココカラクラブカード(ココカラファインのVISAプリペイドカード)で初回200円もれなくチャージ!
ファミリーマートは2009年に、エーエム・ピーエムを吸収し、ファミリーマートに転換しました。
そういえば「エーエム・ピーエムってあったなぁ!」と思い出した人もいるかもしれません。
また、ファミリーマートは今年10月にココストアを子会社化していますので、今後ココストアはファミリーマートに変わっていくものと思われます。
関連:ファミリーマートがココストアを買収へ [コンビニ再編]
コンビニ業界のトップはセブン-イレブンであり、これに対抗するには統合するしかないのでしょう。
1位以下が統合により1位に対抗するのは、他の業界でも見られることです。
関連:コンビニ系クレジットカードまとめ(セブン-イレブン,ファミリーマート,ローソン,ミニストップ,サークルKサンクス)
サークルK・サンクスのファミリーマート化により、ファミマTカード(VISAデビット付キャッシュカード)の重要性が増してくるかもしれません。
楽天スーパーポイントの率(税別100円毎に1ポイント)を継承してきたり?
店舗数を揃えるだけでは、セブン-イレブンには勝てないと思います。
関連:ファミリーマートがジャパンネット銀行と組んで、ファミマTカード(VISAデビット付キャッシュカード)が誕生!
関連:ファミマTカード(VISAデビット付キャッシュカード)に切り替える必要はあるか?
なお、ユニー傘下にはサークルKサンクスだけでなく、スーパーマーケットの「アピタ」や「ピアゴ」があります。