「au WALLET ポイント」→「Pontaポイント」変更/統合のメリットとデメリット
追記:2020年5月21日より、「au WALLET ポイント」は「Pontaポイント」に変わりました。
関連キャンペーンが行われています。
関連:[au PAY] ローソンで誰でも4%、三太郎の日は7%! [生活応援企画]
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2020年5月下旬以降、「au WALLET ポイント」は「Pontaポイント」に変わります(変更)。
関連:「au WALLET ポイント」から「Pontaポイント」への変更に関するお知らせ(2020年5月8日) (au/KDDI)
au/KDDI曰く、「利用者のメリット」は、以下となります。
利用者のメリット
①Ponta提携社で買い物をすると、Pontaポイントがたまります。
②au PAY(コード支払い)、au PAYカード、au PAY プリペイドカードで支払うと、Pontaポイントが二重でたまります。
Pontaカードの提示が必要です。
③Pontaポイントをためる/つかうと、有効期限が延長されます。
①は変更されるので当たり前、②のポイント二重取りは変更前でも可能、③は当たり前であり、変更関係なしです。
また、「今までためたau WALLET ポイントは、Pontaポイントとして、Ponta提携社で利用できます。」とのことですが、WALLET ポイントをチャージ(入金)して残高とし、au PAY プリペイドカード(旧:au WALLET プリペイドカード)やau PAY(エーユーペイ)で使う人にとっては、ポイントのまま使うことは、まずありません。
チャージ(入金)して残高とした方が、MasterCardの使用可能店舗で使え、範囲が広いからです。
「Ponta提携店舗でau PAYで支払うとPontaポイントがWでたまる(au/KDDI)」とありますが、Ponta提携且つau PAY対応店舗は少ないのでは?
メリットは、変更によってポイントがバラけるのを防げるくらい?
Pontaポイントに変更することで、Pontaの経済圏も「統合」、経済圏拡大!を謳っていますが、Pontaなど(知っていても)眼中になかった人にとっては、改悪でしかないのでは?
変更手続き
au PAYアプリ(旧:au WALLETアプリ)で、Pontaカードを連携(au IDとPonta会員IDを連携)させることで、ポイントがたまる・使える店が広がります。
ID連携の手続きは、5月下旬のサービス開始以降に判明するようです。
変更後の扱い
変更前にau WALLET ポイントとして得たポイントは、au WALLET ポイントとして残ります。
変更後(5月下旬以降)の加算分は、Pontaポイントとなります。
有効期限
気になるのが、ポイントの有効期限です。
WALLETポイントは4年間、Pontaポイントは1年間と、両者に大きな差があるからです。
関連:WALLETポイントの有効期限は4年間 [au WALLETポイント]
関連:おさいふPontaの残高の有効期限は2年間!Pontaポイントの有効期限は1年間!
で、Pontaポイントの有効期限は…
最終利用日(最終のポイント加算日またはポイント利用日)から1年間有効
は不変であり、事実上の改悪となる!
ID連携前
変更後であっても、ID連携前なら、au WALLET ポイントはそのままau WALLET ポイントとして残り、5月下旬以降加算分がPontaポイントとなります。
この時の有効期限は、
・au WALLET ポイント:ポイント付与月の48ヶ月後の月末(月単位)
・Pontaポイント:加算月の12ヶ月後の月末(月単位)
です。
ID連携後
連携してしまうと、それまでに得たau WALLET ポイントが、Pontaポイントになってしまう?
この時の有効期限は、
・Pontaポイント:加算・利用の12ヶ月後(日単位)
となります。
たまる・つかえる
・変更前:auサービス・au PAY加盟店 ← MasterCardでの決済(ApplePay含む)は?
・変更後(ID連携前):auのサービス
・変更後(ID連携後):auサービス・au PAY加盟店+Ponta提携社
Wowma!関連のポイント
どうでもいいので書く気すら起きませんが、以下の通りです。
総合通販サイトau Wowma!は、2020年5月下旬よりau PAY マーケットに名称が変わります。
意味不明
正直、意味不明です。
au(KDDI)の規定者も、意味が分かっていないと思われます。
ややこしいので連携しない!という人も多いかと思われますが、上記「たまる・つかえる」で書いたように、変更後でID連携前だと、auサービス以外ではポイントがたまらなくなります!
表中に「左記+Ponta提携社」とありますが、どこまでが「左記」が不明!
私にとっては、デメリットしか目に付きません。
①有効期限の大幅短縮!
②連携しないとauサービス以外ではポイントがたまらない!
連携とありますが、Ponta会員IDを持っていない人はどうするのだろう?
auサービス以外ではポイントがたまらないように仕向けて、無理に作らせるつもりですかね?
私のように、Pontaなどアウトオブ眼中、且つ、WALLETポイントはチャージ(入金)してしか使わないという人は、速やかに、au WALLETにチャージ(入金)してしまった方がいいでしょう。
公式発表でも、この意味不明さであり、何がどうなるか(=改悪が増えるか)分かりませんからね…
au WALLETの残高としてしまえば、MasterCard扱いで使用範囲は広がりますし、有効期限も気にする必要はなくなります。
ポイントのままで持っておいてもメリットはほぼありませんし、有効期限による失効の危険性があります。
「Ponta統合キャンペーン!」のようなもので、ポイントチャージすると増額!的なものが行われるかは知りませんが、ポイントなどほとんどたまらない(税込200円毎に1ポイント=0.5%)ので、メリットは薄いです。
au PAYの20%還元キャンペーン(終了)での還元ポイントをそれなりに持っている人はいそうですが。
これを書いているのは2020年5月上旬ですが、キャンペーンでのポイント等、ポイント提供時期が5月下旬以降になっているものは、「Pontaポイント」での受け取りが現時点で確定しているものがあります。
で、気になるのが、「Pontaポイント」が、au WALLETにチャージ(入金)できるのかという点。
できなければ大事(おおごと)、そんなことはないでしょうが…
メリット減の電子マネー群
競合大手のPayPay(ペイペイ)が改悪祭で魅力減、
関連:PayPayの改悪、ポイント付与率は当初の6分の1に(笑)
567蔓延及び長期化により飲食店大打撃でコード決済どころではなく、さらには2020年6月30日で「キャッシュレス・消費者還元事業」が終了!
関連:[au WALLETカード] キャッシュレス消費者還元事業の対応を調べた結果! [au/KDDI/じぶん銀行/ウェブマネー/au PAY]
結局はネット通販でも使えるクレジットカード系(VISAやMasterCardなど)が無難であり…
関連:au WALLETカードと合わせて持ちたいクレジットカード [au WALLETカードはプリペイドカードでありクレジットカードではなく、盗難紛失不正利用に対する補償もない]
GAME OVER
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