「au WALLET ポイント」→「Pontaポイント」変更/統合のメリットとデメリット

2022年10月3日

追記:2020年5月21日より、「au WALLET ポイント」は「Pontaポイント」に変わりました。

関連キャンペーンが行われています。

ローソン_生活応援企画

関連:[au PAY] ローソンで誰でも4%、三太郎の日は7%! [生活応援企画]

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2020年5月下旬以降、「au WALLET ポイント」は「Pontaポイント」に変わります(変更)。

Ponta_ポンタ

関連:「au WALLET ポイント」から「Pontaポイント」への変更に関するお知らせ(2020年5月8日) (au/KDDI)

au/KDDI曰く、「利用者のメリット」は、以下となります。

利用者のメリット

①Ponta提携社で買い物をすると、Pontaポイントがたまります。

②au PAY(コード支払い)、au PAYカード、au PAY プリペイドカードで支払うと、Pontaポイントが二重でたまります。

Pontaカードの提示が必要です。

③Pontaポイントをためる/つかうと、有効期限が延長されます。

①は変更されるので当たり前、②のポイント二重取りは変更前でも可能、③は当たり前であり、変更関係なしです。

また、「今までためたau WALLET ポイントは、Pontaポイントとして、Ponta提携社で利用できます。」とのことですが、WALLET ポイントをチャージ(入金)して残高とし、au PAY プリペイドカード(旧:au WALLET プリペイドカード)やau PAY(エーユーペイ)で使う人にとっては、ポイントのまま使うことは、まずありません。

チャージ(入金)して残高とした方が、MasterCardの使用可能店舗で使え、範囲が広いからです。

「Ponta提携店舗でau PAYで支払うとPontaポイントがWでたまる(au/KDDI)」とありますが、Ponta提携且つau PAY対応店舗は少ないのでは?

メリットは、変更によってポイントがバラけるのを防げるくらい?

Pontaポイントに変更することで、Pontaの経済圏も「統合」、経済圏拡大!を謳っていますが、Pontaなど(知っていても)眼中になかった人にとっては、改悪でしかないのでは?

変更手続き

au PAYアプリ(旧:au WALLETアプリ)で、Pontaカードを連携(au IDとPonta会員IDを連携)させることで、ポイントがたまる・使える店が広がります。

ID連携の手続きは、5月下旬のサービス開始以降に判明するようです。

変更後の扱い

変更前にau WALLET ポイントとして得たポイントは、au WALLET ポイントとして残ります。

変更後(5月下旬以降)の加算分は、Pontaポイントとなります。

有効期限

気になるのが、ポイントの有効期限です。

WALLETポイントは4年間、Pontaポイントは1年間と、両者に大きな差があるからです。

関連:WALLETポイントの有効期限は4年間 [au WALLETポイント]

関連:おさいふPontaの残高の有効期限は2年間!Pontaポイントの有効期限は1年間!

で、Pontaポイントの有効期限は…

最終利用日(最終のポイント加算日またはポイント利用日)から1年間有効

は不変であり、事実上の改悪となる!

au WALLET_Pontaポイント統合

ID連携前

変更後であっても、ID連携前なら、au WALLET ポイントはそのままau WALLET ポイントとして残り、5月下旬以降加算分がPontaポイントとなります。

この時の有効期限は、

・au WALLET ポイント:ポイント付与月の48ヶ月後の月末(月単位)
・Pontaポイント:加算月の12ヶ月後の月末(月単位)

です。

ID連携後

連携してしまうと、それまでに得たau WALLET ポイントが、Pontaポイントになってしまう?

この時の有効期限は、

・Pontaポイント:加算・利用の12ヶ月後(日単位)

となります。

たまる・つかえる

・変更前:auサービス・au PAY加盟店 ← MasterCardでの決済(ApplePay含む)は?

・変更後(ID連携前):auのサービス

・変更後(ID連携後):auサービス・au PAY加盟店+Ponta提携社

Wowma!関連のポイント

どうでもいいので書く気すら起きませんが、以下の通りです。

au WALLET_Pontaポイント統合

総合通販サイトau Wowma!は、2020年5月下旬よりau PAY マーケットに名称が変わります。

au PAY マーケット

意味不明

正直、意味不明です。

au(KDDI)の規定者も、意味が分かっていないと思われます。

ややこしいので連携しない!という人も多いかと思われますが、上記「たまる・つかえる」で書いたように、変更後でID連携前だと、auサービス以外ではポイントがたまらなくなります!

表中に「左記+Ponta提携社」とありますが、どこまでが「左記」が不明!

私にとっては、デメリットしか目に付きません。

①有効期限の大幅短縮!
②連携しないとauサービス以外ではポイントがたまらない!

連携とありますが、Ponta会員IDを持っていない人はどうするのだろう?

auサービス以外ではポイントがたまらないように仕向けて、無理に作らせるつもりですかね?

私のように、Pontaなどアウトオブ眼中、且つ、WALLETポイントはチャージ(入金)してしか使わないという人は、速やかに、au WALLETにチャージ(入金)してしまった方がいいでしょう。

公式発表でも、この意味不明さであり、何がどうなるか(=改悪が増えるか)分かりませんからね…

au WALLETの残高としてしまえば、MasterCard扱いで使用範囲は広がりますし、有効期限も気にする必要はなくなります。

ポイントのままで持っておいてもメリットはほぼありませんし、有効期限による失効の危険性があります。

「Ponta統合キャンペーン!」のようなもので、ポイントチャージすると増額!的なものが行われるかは知りませんが、ポイントなどほとんどたまらない(税込200円毎に1ポイント=0.5%)ので、メリットは薄いです。

au PAYの20%還元キャンペーン(終了)での還元ポイントをそれなりに持っている人はいそうですが。

これを書いているのは2020年5月上旬ですが、キャンペーンでのポイント等、ポイント提供時期が5月下旬以降になっているものは、「Pontaポイント」での受け取りが現時点で確定しているものがあります。

で、気になるのが、「Pontaポイント」が、au WALLETにチャージ(入金)できるのかという点。

できなければ大事(おおごと)、そんなことはないでしょうが…

メリット減の電子マネー群

競合大手のPayPay(ペイペイ)が改悪祭で魅力減、

関連:PayPayの改悪、ポイント付与率は当初の6分の1に(笑)

567蔓延及び長期化により飲食店大打撃でコード決済どころではなく、さらには2020年6月30日で「キャッシュレス・消費者還元事業」が終了!

関連:[au WALLETカード] キャッシュレス消費者還元事業の対応を調べた結果! [au/KDDI/じぶん銀行/ウェブマネー/au PAY]

関連:KDDIグループと「キャッシュレス・消費者還元事業」

結局はネット通販でも使えるクレジットカード系(VISAやMasterCardなど)が無難であり…

関連:au WALLETカードと合わせて持ちたいクレジットカード [au WALLETカードはプリペイドカードでありクレジットカードではなく、盗難紛失不正利用に対する補償もない]

GAME OVER

関連:WALLETポイントの有効期限は4年間 [au WALLETポイント]

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