[2017年8月1日] auがSIMロック解除に必要な日数を180→100日に短縮!

2021年2月15日

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auが、端末のSIMロック解除に必要な日数を100日に短縮します。

100日

これまでは端末の購入から180日(購入日当日を「1日目」とし、購入日から181日目以降)が必要でした。

関連:SIMロック解除柔軟化(期間短縮)の方向性と、auユーザーが格安SIMへ転出(MNP)する選択肢

これは、総務省のガイドラインに基づいた変更です。

SIMロックがかかっていると、同キャリア及び同系のSIMしか使えませんが、SIMロックを解除すると、他キャリア/他系のSIMが使えることになり、回線選択の自由度が増し、価格競争が進み、通信費の負担を下げることができます(総務省の狙い)。

短縮後は、端末の購入から100日経過後(購入日当日を「1日目」とし、購入日から101日目以降)にSIMロックを解除できるようになります。

条件の変更は、2017年8月1日からです。

対象機種は、2015年4月23日に発売された機種なので、現在販売中の2017年夏モデルだけでなく、昨年の冬モデルも対象です。

iPhoneだと、今年9月の発売が予想される新iPhone(iPhone8?)だけでなく、既に販売済のiPhone7/Plusや、iPhone6s/Plus、iPhoneSEも対象になります。

SIMロック解除は、ネット経由だと無料ですが、契約中のau契約で、かつ、購入履歴が確認できる機種のみです。

auショップで行うと、3,000円(税抜)の手数料と本人確認書類が必要です。

手数料は翌月の利用料金と合算で支払うか、解約などで回線契約がない/なくなる場合は、その場の窓口払いとなります。

関連:SIMロック解除のお手続き (au)

関連:SIMロック解除の可否判定 (au)

auを去る予定の場合、契約中にSIMロック解除をしておいた方が良さそうです。

なお、ドコモは先に短縮されています。

また、2017年月からは、端末代金を分割ではなく一括で支払った場合、即時SIMロックを解除できるようになります。

分割だと、端末代金の支払を行わずに不正に持ち逃げ(=端末売却)される危険性がありますが、一括払いだとそれがありませんからね。

auのSIMロックがかかっているiPhoneの場合、auもしくはmineo(マイネオ)のAプランやUQモバイル(auと同じKDDIグループ)のようなau系SIMしか使えませんが、SIMロックを解除すると、ドコモやソフトバンクならびにそれ系のSIMが使えるようになります。



国内キャリアだけでなく海外のキャリアも使えるようになるので、現地でSIMを買って海外でも使えるようになります。

iPhoneは1機種で3つの通信事業者の仕様を全て満たしている(元々グローバル端末であり、キャリアに合わせて異なる仕様にすると手間がかかる)ので、通信事業者を変えやすい端末といえるでしょう。

端末はiPhoneなどの多少高級なものを、通信は格安SIM(OCNモバイルONEmineoなど)で済ませるのが、カシコイ使い方?

2017年7月10日にauの値下げプラン(auピタットプラン,auフラットプラン)が発表されましたが、依然格安SIMに比べると大きな差が存在しますからね…

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