[要注意] レジにウイルスが感染し、カード情報が狙われる事案
au WALLETカードはクレジットカードではありませんが、クレジットカードに似た便利さがあります。
多くの店舗で使用可能ですし、多くの場合、特別な認証は不要です。
つまり、他人でも使えてしまう危険があります。
コンビニでau WALLETカードを使う際、学生証や免許証を出してくださいとか言われないでしょう?
カード名義と使用者が同一人物であるか、全く確認していないわけです。
非常に便利ですが、非常に危険です。
カードが盗まれた場合、そのカードをカンタンに使うことができます。
銀行のキャッシュカードであれば、暗証番号を入れないと引き出せませんが、au WALLETカードだと…
また、ネット上の買い物では、カード番号とカード名義、有効期限程度で買い物ができてしまいます。
セキュリティーコード(CVV番号)を確認するショップもありますが、確認しないショップも多いです。
関連:au WALLET カードの「セキュリティーコード(CVV番号)」の場所と「暗証番号」の設定方法 [au WALLET カード]
つまり、カードが盗まれなくても、カード番号とカード名義、有効期限が漏れれば、悪用されてしまいます。
そして最近は、レジを狙ったウイルスもあるようで…
関連:スーパーの「レジ」もサイバー攻撃の標的に 国内でも6件確認、購入者のカード情報が狙いか (産経新聞)
au WALLETカードを使って買い物をしたレジが、そんなウイルスに感染していたら…
感染しているとは見た目で分かりませんし、被害に遭うのもその時点では分かりません。
カードは問題なく、手元にあるわけですからね。
また、最近は、小さな駐車場でも、クレジットカード払いが可能な支払機があります。
関連:タイムズ(Times)の駐車場で使用可能 [au WALLETカード]
夜は人気がありませんので、何か仕掛けられる可能性もゼロではありません。
au WALLETカードの残高上限は10万円なので、最大10万円程度の被害で済むのですが、クレジットカードではないため、補償はありません。
関連:au WALLETの残高上限は10万円まで! [au WALLETカード]
残高上限が10万円だからといって、むやみに10万円までチャージするのはやめましょう。
使う範囲までにしておき、減ってきたらチャージするのが安全です。
チャージを2万円くらいまでにしておけば、被害があっても2万円で済みます。
カードを積極的に使うとか、万一の際の補償を考えると、補償のあるクレジットカードを考えましょう。
au WALLETカードやデビットカードは、クレジットカード「的」に使えますが、あくまでクレジットカード「風」のカードであり、クレジットカードには及びません。
関連:au WALLETカードと合わせて持ちたいクレジットカード [au WALLETカードはプリペイドカードでありクレジットカードではなく、盗難紛失不正利用に対する補償もない]
カードだけでなく、カード情報の扱いにも注意しましょう。
「やったー!au WALLETカードが届いた!」といって、その写真をネットに載せてはいけません。
その時点で、カード番号とカード名義、有効期限が漏れてしまい、悪用されることになってしまいます。
セキュリティーコード(CVV番号)を求めないショップであれば、カード表面の情報だけで買い物ができてしまいます。
まぁ、暗記の超得意な店員さんがいたら、カード情報は盗まれますがね(笑)
レジ周辺に隠しカメラを仕掛け、カード情報を盗む例もあるようです。
買い物をするとウイルスに狙われ、ネットバンクを利用してもウイルスに狙われ、ATMを利用するとスキミングで狙われ、家に現金を置いておくとドロボウに狙われます。
特にネットは危険ですので、ウイルス対策は万全に!
スマホの場合でも、怪しいアプリがありますので、油断できません。
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