「Tポイント」と「Vポイント」が、2024年春を目途に統合へ!
CD・DVDレンタル・書店「TSUTAYA」などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)が、ポイント事業を統合する。
CCCの「Tポイント」と三井住友グループの「Vポイント」に代わる新たなブランドを作る。
会員数は単純合算で計1億2200万人となり、国内最大級の「ポイント・決済経済圏」が誕生する。
両社は資本・業務提携に向けた基本合意書を結んだ。
年末までに正式な提携契約を結ぶ見通し。
関連:「Tポイント」と「Vポイント」を統合、国内最大級の新ブランド誕生へ (読売)
2024年春を目途に、ポイント事業を統合、CCC側が60%、SMFGが40%保有し、共同運営する。
・Tポイントの開始は2003年(19年前)。
・会員数は7000万人。
・ヤフーとのポイント連携を2022年3月に終了していた。
三井住友カードは会員数が5200万人のクレジットカード大手。
カード決済の利用でたまるVポイントは、2020年に三井住友グループの共通ポイントとして開始された。
ポイント・決済事業
・楽天グループ:会員数 1億人超
・PayPay(ペイペイ):5000万人超
関連:[PayPay] 登録ユーザーが5,000万人を突破、キャンペーンの実施を予定! [2022年8月18日]
2019年には、au/KDDIとローソンが資本・業務提携を結び、auが自社のポイント(当時は「au WALLET ポイント」)をローソンなどで使える共通ポイント「Ponta(ポンタ)」に統合するなど、再編も起きている。
関連:「au WALLET ポイント」→「Pontaポイント」変更/統合のメリットとデメリット
Tポイントが喰われた?
「TSUTAYA」が町から消えていき、Tポイントとヤフーの手が切れて、もはや消滅確定かと思われていたTポイントが、
関連:Yahoo!のPayPay統合で力を失うTポイント ⇒ 両者統合へ?
三井住友のVポイントと統合されるようです。
関連:[三井住友銀行] SMBCポイントパックでポイントをGET! [Vポイント]
新たなブランドとなるようですが、Tポイントが喰われるという形かな?
個人的には、TポイントとVポイントに若干の関りがあるので、両者が統合されて大きくなるのは良いことなのですが、結局、Tポイントは、そのまま使うことはまずなく(対応店舗が少なく使えない)、PayPayに等価交換して使うのが全部です。
関連:[PayPay] TポイントをPayPayポイントに等価交換する方法 [Tポイント]
気になるのは、この等価交換が、いつまで続くのか、ということ。
ヤフーとTポイントが切れた「救済策」としてこの等価交換があると思うのですが、半年が経過し、廃止/レート悪化となる可能性も?
また、「T」と「V」の統合後、この交換はどうなるのか?
交換できなければ、新ブランドの範囲内で使うことになりますが、大してポイントも貯まらないのに、アプリを入れて、アカウントを設定し、二段階認証等々、面倒過ぎる!
PayPayを叩け!
コード決済で首位を独走し調子に乗っているPayPayを叩くため、新ブランドを応援しますかね?
独走で競合がいないと、競(せ)る必要がないため、キャンペーンが縮小されていくのでね。
PayPayも、一時期の魅力的なキャンペーンは、もうありません。
初期の赤字を後に回収する方法なので、いつまでもキャンペーン盛々にはできませんが、利用者からするとつまらないですね。
そのため、競合は必要なのです。
残念ながら、au PAY(エーユーペイ)は競合戦から脱落したので、この「T」と「V」の統合に期待しましょう!
関連:[au PAY] 決済手数料の無料延長が終了、有料化(税別2.6%)開始! [終わりの始まり]
新ブランドを応援するといっても、時期は「2024年春を目途」、1年以上先!遅すぎる!!
PayPayは余裕で待てますし、直接競合にはならないかもしれません。
乱立跋扈するポイント群
ただ、利用者としては、このような決済やポイントは、多くて2つで十分だと思うんですね。
それ以上あっても、滅多に使わず、ポイントが分散し、無駄になっていく…
「P」や「T」や「V」や「d」や「落転」や…他にも何かあったような気がしますが、記憶にも残っていません。
多くの決済やポイントを持つのは、宮崎の田舎者くらいでしょうwwwwwwwwww
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