PayPayボーナスの「付与取消祭」開催！
PayPay(ペイペイ)の100億円あげちゃうキャンペーンのひとつである、もれなく20%還元ですが、
関連：PayPay(ペイペイ)の店頭支払で20%チャージ還元！
開始から10日後の、2018年12月13日に終了しています。
関連：[PayPay] 100億円あげちゃうキャンペーンが終了！ [2018年12月13日]
以下で書いたように、私は期間中に一回も使わなかったのですが、
関連：PayPay(ペイペイ)でもらった500円分の残高を使おうとして罠にハマった！
25万円(還元が5万円までのため)程度まで使った人も多いようです。
便乗値上げをしたビックカメラは儲かったでしょう。
関連：PayPayで決済不可/多重決済等の障害 20%還元初日 ビックカメラが便乗値上げ？
で、その還元が、翌月10日、つまり2019年1月10日までに行われました。
しかし、還元が取り消された(PayPayボーナスの付与取消)が相次いでいるようです。
PayPayボーナスというのはPayPay残高のひとつで、PayPay残高には以下の2つから成ります。
・PayPayライト：Yahoo!JAPANカードや、Yahoo!ウォレットの預金払い用口座からPayPay残高にチャージした金額
・PayPayボーナス：特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された金額
もれなく20%還元はキャンペーンなので、PayPayボーナスとなります。
PayPay(ペイペイ)は、PayPayボーナスの付与取消の理由を以下に挙げています。
1.対象となるお支払いをキャンセルし、返金を受けた場合
2.取引やキャンセルの状況により不正行為が行われたと当社が判断した場合
3.付与される前に、対象のPayPayアカウントが停止または削除された場合
4.当社の利用規約に違反する行為があった場合、またはそのおそれがあると当社が判断した場合
5.複数のPayPayアカウントで付与を受けたことが確認された場合
関連：PayPayボーナス等が「付与取消」となる場合の理由について
1は、当然無効です。
2は、「抽せんで全額戻る」狙いで、当たるまでキャンセルを繰り返したものでしょう。
「当たるまでキャンセルを繰り返す」という行為を店頭で行うのはメチャクチャですが、この国自体が既にメチャクチャなので何ら不思議ではありません。
3は、当然無効です。
4は、本人名義以外のカード情報を登録したような場合でしょう。
PayPay利用規約には、「本人名義である必要」とあります。
第2章(PayPayウォレットに関する規則)
2.利用制限
PayPayウォレットにご登録いただくことができるクレジットカード会社(種類)および銀行口座は当社があらかじめ定めたものに限られ、ご本人名義である必要があります。
関連：PayPay利用規約 (PayPay)
PayPay(ペイペイ)の登録時に必要なのはSMSの番号だけだったので、誰のカードでも登録できたのでは？
2019年1月時点でも、私のPayPayアプリに登録されているのは、SMSの番号だけですが？
そのような中で、どのようにして名義の一致/不一致を確認するのでしょうか。
PayPayによると、3万円以上の支払いの際に免許証等の本人確認書類を提示せよとのことですが、
関連：3万円以上のお支払いをする場合の注意点 (PayPay)
客が殺到したビックカメラでは、本人確認書類の確認を行っていなかったのが多数あったようです。
5は、複数の回線(SIM)を持つなどで、複数のSMSの番号がある場合ですね。
PayPay利用規約では、複数アカウント所持は認められていません。
第1章(総則)
11.投稿などの削除、サービスの利用停止、アカウントの削除について
(1)お客様が本利用規約に定められている事項に違反した場合、もしくはそのおそれがあると当社が判断した場合
(2)当社にお支払いいただく代金について支払の遅滞が生じた場合
(3)PayPayウォレットの代金決済手段として指定されたクレジットカードや銀行口座の利用が停止された場合
(4)お客様が破産もしくは民事再生の手続の申立てを受け、またはお客様自らがそれらの申立てを行うなど、お客様の信用不安が発生したと当社が判断した場合
(5)アカウントが反社会的勢力またはその構成員や関係者によって登録または使用された場合、もしくはそのおそれがあると当社が判断した場合
(6)お客様が一定期間にわたってアカウントまたは特定のサービスを使用していない場合
(7)お客様がお亡くなりになられた場合
(8)その他、お客様との信頼関係が失われた場合など、当社とお客様との契約関係の維持が困難であると当社が判断した場合
関連：PayPay利用規約 (PayPay)
ですが、SMSの番号は単なる番号だけで、誰の番号かは(PayPayは)分からないので、どうして1人が複数のPayPayアカウントを持ったと分かるか？
おそらく、異なるSMSの番号に対し、同じカードを登録したためでしょう。
異なるPayPayアカウント(SMS)に、同じカードが登録されているかは、PayPayには分かるでしょう。
しかしこれは、「既に登録済みのカードです」として、アプリではじけば済む話だと思いますが…
この点に関しては、自分では登録しなくても、カード情報が漏れ、他人に勝手に使われている可能性があります。
他人は当然別アカウントなので、異なるアカウントで同じカードが登録されることとなり、結果として「付与取消」となってしまいます。
カードの不正利用は分かると思うので、この場合は、後述の「質問フォーム」に問い合わせましょう。
なお、PayPayボーナスの付与を受けた後に、対象となる支払いが返金となった場合は、付与されたPayPayボーナス相当額をPayPay社所定の方法により請求するとのこと。
多重決済多発だとか、セキュリティーがムチャクチャ(※)とかで、散々なPayPayですが、
※ PayPayアプリでカード番号やセキュリティーコードを何度間違ってもはじかれないので、カードの有効性を確かめるチェックツールとして、悪意ある者に利用される始末。
※ 様々な経路で漏れたカード情報なので、被害者はPayPay利用者以外に限らない。
※ カード番号はその数字の多くが決まっており、残りはランダムなので、カード情報が漏れていない人も被害に遭う可能性。
Yahoo!やソフトバンクといった、システムに強そうな企業が親でありながら、このいい加減さ…
なお、この騒動の中で、正当な利用にもかかわらず、付与が取り消されている人もいるでしょう。
その場合、PayPayボーナス付与に関して調査してもらえるので、以下のフォームから問い合わせましょう。
調査の上、後日連絡するとのことです。
これまでは悪意ある不正利用に対して付与取消を行っていたが、今後は意図せず不正な使い方をした人に対して、質問フォームから問い合わせした場合に、補償対応をしていく方針となったようです。
申告した者だけ、つまり、「言った者勝ち」の面が高いようです…
電話やメールをしても、改めて上記質問フォームへの入力を求められます。
調査を進める上で、決済結果画面の確認や取引の証憑(しょうひょう：事実を証明する根拠。証拠。)の提出が必要な場合があります。
また、必要に応じて、取引対象の加盟店へ取引の確認や売上証憑の確認します。
さらに、公的機関に提出書類の確認依頼をしたり、公的機関による捜査への協力を求められる場合もあります。
面倒！
不正利用・不正行為との類似性を以て、キャンペーンの景品や特典の付与を取り消すことや、PayPayサービス利用規約に基づきPayPayアカウントを停止される場合があります。
・クレジットカードの不正利用
・架空の取引
・取引の分割
・不当な取引や返金によるPayPayボーナス等の詐取
・1人のお客様による複数名義の支払い手段での利用
・複数のPayPayアカウントでの同一クレジットカードの利用
・PayPayアカウントやYahoo! JAPAN IDの不正利用
システムで防げる部分が広くあると思いますけど。
au(KDDI)は、楽天(落転)と組んで、2019年4月からQR決済である「au PAY」を開始するようですが、先行している「楽天ペイ」に乗る形なので、PayPayのようなグチャグチャにはならないと思いますが、キャンペーンにの内容によっては、購入/キャンセルの繰り返しが行われる可能性があり、注意が必要です。
抽せん系のキャンペーンは行わないか、非常に低確率、または少額にすれば輩(ヤカラ)は減るでしょうが、キャンペーンの魅力はどんどん薄まります。
まぁ、au WALLETカード(プリペイド)同様、auユーザーに限るでしょうから、au WALLETカードのキャンペーンが既に終わっている以上、期待はしていませんがね。
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