au WALLETカードとdカードプリペイドの比較(決済,ポイント還元,残高上限,特典など) メリット デメリット

2020年2月3日

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追記:dカードプリペイドがApplePayに対応したことにより、au WALLET プリペイドカードとの差が縮まりました。

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NTTドコモから「dカードプリペイド」が登場しました。

dカードプリペイド

関連:ドコモ「dカードプリペイド」登場!MasterCard決済だけでなくiD決済可、ローソン常時3%引き、残高上限30万円までなどでau WALLETカードに対抗!

申し込み開始は2016年11月21日です。

dカードプリペイドはクレジットカードではなく、au WALLETカードと同じプリペイドカードで、事前にチャージ(入金)して使用するものです。

「dカード プリペイド」の概要

同じくプリペイドカードであるau WALLETカードとの比較ですが、

au WALLETカード,dカードプリペイド

発行対象
au契約者のみ,ドコモ契約者のみ

審査
なし,なし

手数料(年会費,発行手数料)
無料,無料

カードブランド
MasterCard,MasterCard

電話料金合算払い
可(auかんたん決済),可

決済
Master/WebMoney,Master/iD

ポイント機能
MasterCard決済(WALLETポイント),MasterCard決済(dポイント)/提示(dポイントカード機能)

ポイントチャージ
可,可

ローソンチャージ
可,可

残高上限
10万円,30万円

1回あたりのチャージ額
2.5万円(ローソンも2.5万円),5万円(ローソンだと4.9万円)

特典
ポイントアップ店,ローソン常時3%引き

カードを持つデメリットに関しては、個人を特定しない範囲での情報提供程度でしょう。

dカードプリペイド_利用イメージ

全く話にならなかったドコモ口座Visaプリペイドカードとは異なり、格段のパワーアップであり、au WALLETカードを超えています。

使用範囲が狭くあまり使えないWebMoney決済に比べ、iDはマクドナルドやすき家で使えるなど、実生活では圧倒的に有利。

au WALLETカードはMasterCard決済でのポイント(WALLETポイント)しかありませんが、dカードプリペイドはMasterCard決済(dポイント)だけでなく提示(dポイントカード機能)もあります。

dカードプリペイドの残高上限はau WALLETカード(10万円)の3倍の30万円。

1回あたりのチャージ額のau WALLETカード(2.5万円)の約2倍の5万円(ローソンだと4.9万円)です。

残高上限が大きいと、高額な買い物にも対応でき、ポイントも多く得られます。

大きな残高が不要であれば、チャージ(入金)しなければいいだけです。

au WALLETカードのように10万円までだと、スマホやタブレット、パソコン程度でも買えない場合があり、ポイントを得るためにはクレジットカードを使うか、現金支払でポイントを諦めるしかありません。

au WALLETカードにはポイントが通常よりも多く付くポイントアップ店がありますが、dカードプリペイドはローソン常時3%引き!

ポイントアップ店は多々あれど近隣にない店や全く使わない店も多く微妙な中、ローソン常時3%引きは大きい!

まぁ、dカードプリペイドは後発であり、au WALLETカードを研究している部分もありますから勝るのは当然ですが、予想以上に大きな差を付けられました。

au WALLETカード vs dカードプリペイド

決済の部分について。

両者ともMasterですが、au WALLETカードWebMoneyが、dカードプリペイドにはiDが付いています。

WebMoney使える範囲が非常に狭く、私はほとんど使えないのですが、iDは実店舗でもそれなりに使えます。

但し、dカードプリペイドのiDはマクドナルドでは使えないとの情報があるので、注意が必要です。

関連:マクドナルドや自動販売機等の一部の加盟店では、dカード プリペイドの「iD プリペイド」機能がご利用がいただけません。

まぁ、そうであっても、ほとんど使えないWebMoneyよりは格段にマシです。

関連:WebMoney Cardとは何か?au WALLETカードとの関係は?「カードケース」アプリに登録するとどうなるか?

ローソンには銀行設立の動きがありますから、そのあたりも考慮してのプリペイドカードでしょうね。

ローソン銀行(仮称)経由でのdカードプリペイドへのチャージ(入金)が可能になるとか、期間限定で増額(かつてのプレミアムチャージ)とか。

じぶん銀行とau WALLETカードの関係のようなものを展開してくる可能性があります。

今頃か!という呆れはありますが、ドコモ契約者にとっては大きなニュースでしょう。

キャリア主導のau WALLETカード、コンビニ主導のdカードプリペイド。

コンビニの再編による寡占化が進む一方で、大手キャリアは総務省に目を付けられ、さらに安価なMVNO参戦で苦戦。

給与減少で生活が苦しくてもコンビニには行くが、スマホはP9 liteなどのコスパに優れるアンドロイド機mineo楽天モバイル
などの格安SIMに流れる若者。

どちらが優位にコトを進められるのでしょうか?

関連:ローソンが銀行業へ参入へ、三菱東京UFJ銀行と準備会社設立

関連:三菱商事がローソンを子会社化へ、首位のセブン-イレブンと2位のファミリーマートを追う!