交通系電子マネーの利用件数が最高記録更新 1日あたり500万件を突破
JR西日本が、1日あたりの交通系電子マネー利用件数が、7月24日に500万件を初めて突破したと発表しました。
関連:交通系電子マネー、利用件数1日あたり500万件を突破 (JR西日本)
上記はJR西日本の発表となっていますが、この値は
・Kitaca(JR北海道)
・PASMO(私鉄系)
・Suica(JR東日本)
・manaca(名古屋系)
・TOICA(JR東海)
・ICOCA(JR西日本)
・はやかけん(福岡市交通局)
・nimoca(西鉄系)
・SUGOCA(JR九州)
の加盟店に於ける、各交通系電子マネーの利用件数の合計値です。
但し、PiTaPa(関西私鉄系)は対象外です。
「1日あたり、500万件」ですよ。
年配の人(電車は切符を買って乗るもの!)や、あまり電車に乗らない人は交通系電子マネーは持たないでしょうが、それ以外の人は、広く使っているのでしょうね。
電車は切符を買って乗るもの!と書きましたが、実は私もその一人で、交通系ICカードが登場後も、長らく切符を買っていました。
ですが、他の人がタッチして改札を通過しているのを見て、便利そうなので、ICカードを使用しだしました。
チャージをしておけば、切符を買わずに改札を通過できるので、乗り遅れることもなくなります(笑)
北海道や関西、九州でもSuica(JR東)が使えますし、JRと私鉄の差もなくなってきています。
先日の神戸空港に行った際(ポートライナー)でも、Suicaが使えました。
関連:神戸空港の売店(MARINEAIR MART II)で使用可能 [au WALLETカード]
但し、沖縄県では使えず、OKICAが必要になります。
関連:ダイソー(D-naha店,沖縄県那覇市)で使用可能! [au WALLETカード]
使用範囲も、エキナカ(駅中)や駅周辺だけでなく、コンビニ、飲食店、自販機や牛丼店など、駅以外にも広がっています。
↑Suicaが使用可能な自販機
関連:すき家×交通系電子マネー (プレゼントキャンペーンは6月末で終了)
交通系カードは使用可能でも、クレジットカードやau WALLETカードは不可という店を見ると、「…」となりますが、交通系カードの方が圧倒的に所持者や知名度は高いでしょう。
au WALLETカードは、auの携帯電話やインターネット回線(auひかりなど)の契約があり、au IDがないと持つことができません。
それに対し、交通系ICカードは誰でも持て、券売機で買えますので、登録や申込みも必要ありません。
au WALLETカードを持っているのはauユーザーの一部であり、他のユーザーからすると「ソレナニ?」といった感じでしょう。
交通系カードとau WALLETカードは全く違う(クレジットカードから派生したプリペイドカードで)のですが、利用者にすれば使えるか使えないかだけですから。
ポイントに関しても、Suicaにもポイントができていますからね。
関連:Suicaポイントクラブに登録して、Suicaポイントを得る方法
様々なカードが出回っている今、大きなメリットがないと…
関連:au WALLETカードとSuica(無記名Suica)の比較
共通で使えるのに様々なカードがあるのはオトナの事情なんでしょうが、いずれは(名称だけでも)統一される可能性があるでしょう。