今年2019年は、au WALLETカード(プリペイド)の更新年、新カードはいつ来る?
au WALLETカード(プリペイド)の登場は、2014年5月でした。
カード類には有効期限がありますが、ほとんどの場合、発行から5年間です。
カードに5年という有効期限があるのは、カード会社曰く、カードの劣化や、悪用対策とのことです。
確かに、私のカードも、表面右にある銀色のホログラムが摩擦でなくなってきています。
カードの劣化対策はあると思いますが、悪用対策にはほとんどならないでしょう。
5年間でカード情報が変わるので安全と言われても、5年間も変わらなければ、どう考えても危険ですから。
カードの有効期限が発行から5年間ということは、2014年5月にau WALLETカード(プリペイド)を持った人は、今年2019年の5月に期限を迎えることになります。
当然、カードの期限を過ぎると、カードは無効となり使えなくなるので、その前に新しいカードが届くはずです。
時期はカード会社によって異なりますが、多くの場合は、有効期限の1ヶ月前です。
新カードは、有効期限は当然ですが、カード番号も変わりますので、ショッピングサイトにau WALLETカード(プリペイド)を登録している場合は、その変更も必要になります。
クレジットカード類を複数持ってきた人は経験済みなので知っている内容ですが、au WALLETカード(プリペイド)はプリペイドカードであり、最初に持ったカードという人も多いでしょうから、au(KDDI)は何かしらの告知を出すでしょうね。
カードが新しくなるということは、デザインも変更される可能性があります。
既存のように1種類のみなのか、何種類かから選択できるのか、どうなるのでしょうか。
コストや手間を考えると、1種類のみという可能性が高いと思われますが…
ブランドは、現在はMasterCardだけなので、よほどの理由がなければ、新カードもMasterCardとなるでしょう。
ブランドが変わると、使えなくなる店が生じる場合があるからです。
VISAとなる可能性もないとは言えませんが、JCBはないでしょうね。
au WALLETカード(プリペイド)にはウェブマネーの機能もありますが、これも継続されるでしょう。
株式会社ウェブマネーはKDDI株式会社の100%子会社ですから。
iDはNTTドコモのブランドなので、通信で競合している関係上、採用はされないでしょう。
また、機能が追加される可能性もあります。
5年前に比べると、タッチ決済が進んでいます。
カードを店員に渡さずに済むので、セキュリティー的にも安全です。
カードブランドがMasterCardであれば、MasterCardコンタクトレス(旧 MasterCard PayPass)の採用となるでしょう。
関連:au WALLETカードの有効期限はいつまで?更新方法と新機能予測
また、QRコードによるバーコード決済も進むでしょう。
LINEペイや楽天ペイ、PayPay(ペイペイ)などがありますが、PayPayはソフトバンクと近いので、通信で競合している関係上、採用はされないでしょう。
2018年11月1日、KDDIと楽天は、通信、決済、物流事業での提携を発表しました。
au(KDDI)は、2019年4月には新たなスマホ決済サービス「au PAY」を開始します。
なので、楽天ペイとの連携が図られる可能性がありますね。
個人的には、楽天は「落転」なので、auには近付いてもらいたくないですね…
楽天は現在、MVNOとしてNTTドコモの回線を借りてサービスを提供していますが、2019年10月に「第4のキャリア」として携帯電話事業に本格参入する予定であり、いずれは競合になるので、ある程度の距離は置くでしょうが…
また、2019年10月に、消費税増税(8%→10%)が行われますが、消費増税対策のポイント還元が気になります。
関連:[経産省] キャッシュレスポイント還元制度に約2,800億円を計上 [財務省]
クレジットカードやデビットカードであれば、係る銀行口座が分かっているので還元は簡単ですが、プリペイドカードであるau WALLETカード(プリペイド)の場合、どのようにして「還元」するのでしょう。
事前チャージ型なので、銀行口座と紐付いていない場合も多々あります。
WALLETポイントで還元するしかないのかな?
WALLETポイントはau WALLETカード(プリペイド)にチャージ(入金)でますが、チャージ可能なのは100円相当以上かつ100円単位なので、還元を受けたとしても、額が小さいと、なかなかチャージ(入金)できず、還元にならない可能性もあります。
ポイント還元期間は限られており、増税後(2019年10月1日、8%→10%)から、東京オリンピックまでの9ヶ月間だけです。
中小の商店やコンビニ、ガソリンスタンドでは還元がありますが、大手企業では還元はないので、その点でも大きな還元を受けるのは難しいですね…
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