カード会員情報、カード利用情報の収集と利用、他社への提供
私も持っている、Tカードについて。
12月3日、カルチュア・コンビニエンス・クラブの100%子会社で、Tポイント会員データを取り扱うCCCマーケティングと、広告配信サービス会社のマイクロアドは業務提携を発表しました。
これによりマイクロアドは、ネット広告のターゲティング(掲出先指定)において、Tポイント会員の購入履歴データを利用することが可能になります。
(中略)
例えば、ドラッグストアでの購入履歴から「コンタクトレンズの利用者」であることがわかります。
書籍購入履歴やDVDのレンタル作品履歴から「特定作品のファン」であることも判明します。
ペット用品の購入履歴から「飼っているペットとその月齢」まで把握できますし、旅行ガイド・旅行関連グッズの購入履歴から「旅行予定者」を割り出し、広告を流すこともできるのです。
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コンビニエンスストア大手のファミリーマート(以下ファミマ)で買い物をした時、カルチュア・コンビニエンス・クラブが展開する共通ポイントのTカードを持っているか確認する店員としない店員がいる。そして、Tカードを出した場合にも、現在使用可能なポイント数を教えてくれる店員とそうでない店員がいる。
コンビニにはかなり細かな接客マニュアルがあるはずだが、どこまで決められているのだろうか。
(中略)
電気や水道といった公共料金をコンビニで支払うことがある。
その時、しばしばTカードを持っているかと尋ねられることがあるのだ。
僕のうろ覚えな記憶では、公共料金の支払いではポイントは付かないはずである。
もし記憶が正しければ、なぜTカードを出させるのだろうか。
カードリーダーにカードを通しているが、あれはなんのためにやっているのか。
関連:Tカード、なぜポイント付かなくても出させる?ファミマの支離滅裂な回答の気味悪さ
共通ポイントサービス「Tポイント」の会員証であり、大手レンタルビデオチェーンTSUTAYA(ツタヤ)の会員証として知られるTカードは、約5000万人の会員数を誇るが、そのTカードの利用規約が11月1日に改訂されることが、一部インターネット上で炎上騒動にまで発展している。
その改訂内容とは、「個人情報の提供方法を『共同利用』から『第三者提供』へ変更します」というものだが、これを受けて「名前、住所、電話番号などの個人情報を勝手に他社へも提供するのか?」などと波紋を呼んでいるのだ。
関連:ツタヤTカード、勝手に個人情報を第三者へ提供?規約改定炎上騒動の真相 CCCに聞く
ファミマTカードという、クレジット機能が付いたカードも存在し、ファミリマート利用者を中心に、持っている方も多いのではないでしょうか。
カード発行者が欲しいのは、利用データ。
利用者が気付かない部分で、データを収集、利用されています。
利用者が「聞いてないよ!」と言っても、発行者は「規約に書いてあるでしょ?」の一言。
従って、利用規約、特に個人情報の取り扱いに関する規約を、よく確認しておく必要があります。
規約は変更される可能性がありますので、ご注意を。
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自分が誰かは知られていないが、それ以外の情報はほとんど知られている。
誰かは分からないのだから、別にイイでしょ?とする(是)か、いやいや、ダメでしょ?(非)とするか。