[低金利時代] 1%に満たない定期預金の金利の低さ!昔は8%以上も!!
12月に開始された、大和ネクスト銀行による、0.5%の円定期預金。
関連:[大和ネクスト銀行] 円定期預金0.5%(3ヶ月もの)受付開始! [12月限定]
キャンペーン開始日の12月1日に3ヶ月もの(0.5%)の定期預金を作成した方、その満期日は2015年3月1日となります。
仮に1千万円で作成したとすると、満期時に付く利息は1.2万円程度ですが、ここから所得税と住民税が引かれるので、手元に残るのは1万円を下回るでしょう。
3ヶ月という短期ではあるが、1千万円の定期預金でも1万円に満たないのか…と悲しくなります。
税金が大きいのも痛いのですが、金利の低さが原因です。
現在、裏がないシンプルな定期預金の金利は、1%もありません。
大手都市銀行だと、1年ものかつ1千万円以上でも0.025%です。
0.025%
0.025%
0.025%
0.025%
0.025%
キーボードの打ち間違いではありません。
1千万円で定期預金を組んだとして、利子を計算してみてください。
まず、1%は1/100のコトですから、1÷100で0.01です。
0.025%というコトは、0.025を100で割りますから、0.00025!!
0.00025
0.00025
0.00025
0.00025
0.00025
これに1千万円をかけたとしても…
預ける気力がなくなるハズです。
このような低金利の状況なので、0.55%(じぶん銀行)や0.5%(大和ネクスト銀行)、0.35%(SBJ銀行)などが注目されるのです。
実は、定期預金の金利、30年ほど前は年8%程度もあったのですよ!
現在高めの0.5%の、実に16倍!
年8%ということは、100万円で組むと、1年後の利子が8万円!(税引前)
そんな状況ですから、放置しておくと、元の2倍!
倍率ド~ン!さらに倍!! (by 巨泉サン)
倍率の低いはらサンではなく、篠沢教授並です(例えが正しいかは不明)。
そんなに金利が高いと、当時の人は、生活はラクだったことでしょう!
と思いますが、その代わり、おカネを借りる際の金利も高いので、住宅ローンや自動車ローンなどは大変でした。
いつの時代も「おカネは借りない!」という主義の人がいますが、その方は、昔に生まれた方が良かったでしょうね。
確かに、増やす分には、昔の高金利時代の方が確実に良かったのです。
関連:預金種類別店頭表示金利の平均年利率等 (日本銀行)
何とかミクスで株価が上がって企業が儲かったといっても、その儲けを従業員に配るかは社長が決めることです。
上場企業や大企業なら周囲の目があるので多少は従業員に配るでしょうが、そうでない会社なら、社長は自分の役員報酬は増やしても、従業員には配りません。
何とかミクスが悪いといっているのではありません。
それが従業員に渡るかは会社次第であり、国のトップが決めるハナシではないのです。
そんな状況、かつ、この低金利下では、「キミぃ~?おカネは使わないと回らないョ!」といっても、誰も使うハズがありません。
金利が8%あれば、使いますケド(笑)
金利の高い昔が良かったといっても、昔に戻ることはできません。
少しでも金利の高い円定期キャンペーンや、au WALLETカードの使用によるポイント、5%増額のプレミアムチャージなどを活用し、おカネを増やしていく必要があります。
消費税でモノが値上がりし、税金も上がり、保険や年金も上がっている状況では、そうしないとイキていけません。
(以下略)