日本円を韓国ウォンに両替する – レートのよい両替所はどこ?
(本件、2015年5月時点の情報です)
韓国は日本以上にカード社会であり、クレジットカードが広く使えます。
MasterCard扱いであるau WALLETカードも使えるのですが、海外でau WALLETカードを使うと、4%の手数料がかかってしまいます。
関連:au WALLETカードは海外でも利用可能だが、4%の手数料がかかる [MasterCard]
実際に海外でau WALLETカードを使ってみたところ、やはり4%上乗せされていました。
関連:海外でau WALLETカードを使うとどうなるか?実際に試してみた!
au WALLETカードは便利だし、4%くらいキニシナイ!という人はかまいませんが、4%は大きいので…
# 5%増額のプレミアムチャージが継続されていれば、それでも1%(5%-4%)オトクだったのですが、2014年末に終了しています。
それに、ショッピングの内容が高級品とかだと、残高上限10万円のau WALLETカードではキビシイものがあります。
ということで、やはり現金(Cash)です。
まずは、日本円と韓国ウォンのレートを確認しておきましょう。
為替というのは売買がありますので、簡単に1つの率で表せるものではありませんが、参考にはなるでしょう。
為替は動きますが、だいたい1ウォン=0.11円となっているのではないでしょうか(2015年5月現在)。
韓国の値札の値(ウォン)を10で割って1.1掛けると、おおよその日本円になります。
例えば、韓国の値札に30,000ウォンとあれば、(30,000÷10)×1.1=3,300円となりますね。
今のレートの場合だと、単に10で割るのではなく、その後1.1掛けることを忘れないようにしましょう。
3,000円と3,300円では、大きな違いですからね。
さて、韓国ウォンを持っていない場合、日本円を韓国ウォンに両替する必要がありますが、日本国内の銀行や日本国内の空港などのレートは悪いので避けましょう。
空港内には、銀行が運営する両替所が多数あって便利ですが、レートが悪いです。
重要なのは、ウォンを「最初にいつ使うか」です。
日本国内では使いませんし、出国手続後にも使いませんし、機内でも使わないでしょう(使うなら日本円が使用可能なはず)。
ということは、最初にウォンを使うのは、韓国に到着した空港内のはずです。
到着空港内にも両替所がありますから、日本国内でウォンを用意する必要はないということになります。
「今でしょ!」ではないワケです(笑)
外国に行くのに現地通貨を持たずにいくのは…と思ってしまいますが、よほど特別な状況でない限り、必要ないのです。
# 私も1ウォンも持たずに日本を発ちました。
そして、韓国の空港内の両替所は、日本国内よりレートが良くなります。
仁川国際空港の場合、手荷物受取場内にある両替所の方が、同空港内の他の両替所よりも少しだけ良いです。
手荷物受取場を出てしまうと、手荷物受取場内には戻れないので注意しましょう。
# 出てしまっても、同じ階に両替所は多数ありますので、両替には困りません。
この時点で全くウォンを持っていない場合、ホテルまでの交通費(バスや電車)くらいは両替しておきましょう。
両替レートでのオススメは、明洞(ミョンドン,MyeongDong)にある両替所です。
明洞はソウル市内有数のショッピング街で、日本で例えると、原宿や渋谷のような感じですかね。
多くの外国人が訪れるため、両替所が多数あり、互いにレートの良さを競い合っているので、レートは良いです。
レートは掲示されていることが大半なので、掲示されているところで行いましょう。
掲示レート以外に手数料を取るところは今は少ないでしょうが、手数料を取らないところにしましょう。
また、両替する前に、両替後のウォンがいくらになるのか、予め計算しておきましょう。
スマホにある電卓で計算し、メモ帳に書いておくと便利です。
これは、両替後に渡されたウォンを確認するために必要です。
間違いがあった場合、その場でスグに申し出なければなりませんからね。
日本円なら慣れていますが、ウォンに不慣れな場合は、紙に書いておくのが一番です。
さて、明洞内の両替所の場所ですが、事前に調べるまでもなく、行けば分かります(笑)
「MONEY EXCHANGE」とか「換銭両替」とか書いてある、小さな空間です。
両替所は多数あるので、歩いていれば見つかります(笑)
レートですが、
<2015年5月時点のレート,私調査>
・仁川国際空港:840.0、841.0
・明洞内の両替所:905.0、914.0、915.0
これは、日本円の100円が、何ウォンになるかを示しています。
稀に1円=で掲示している両替所もありますが、数字が小さくなって分かりにくいので、多くが100円=での掲示です。
単純に為替で計算すると、
100円÷0.11=909.090909…
なのですが、売買なのでこうはならず、これから下がります(それが両替所の儲け)。
仮に日本円で1万円を両替したとすると、
・仁川国際空港:84,000ウォン
・明洞内の両替所:91,500ウォン
となり、7,500ウォンの差が出ます。
これを日本円に直すと、
7,500ウォン×0.11=825円の差となります。
これが10万円なら、8,250円の差です。
これを大きいと見るか小さいと見るかは、皆さんの判断です。
私が見て回ったところ、中国大使館付近の両替所のレートが良かったような感じがしますが、レートで競い合っている明洞内での差は小さいので、無理に探し回る必要もないでしょう(時間を失う)。
明洞は夜も活動しているエリアですから、両替所も遅くまで開いています。
両替所の場所が気になるなら、現地の案内を手に入れるのがいいでしょう。
私が手にしたのは明洞新聞社の「明洞・南大門・東大門」という案内。
ホテルで無料配布されていました。
広げると、明洞の地図が付いています。
その中で、両替所は「換銭」として示されています。
両替所はここに示されている数より多いはずなので、余裕があれば何箇所か回ってみてレートを調べてみましょう。
なお、両替可能な銀行もあるのですが、ATMが韓国語のみ(英語や日本語がない)場合もあるので…
明洞はソウル駅から地下鉄4号線で2駅と、遠くはありません。
ですが、両替のためにわざわざ明洞に行けない場合は、到着空港で両替ですかね。
au WALLETカードを海外で使うと、4%の手数料が必要と書きましたが、手持ちのウォンがなくなった場合に備え、au WALLETカードを持っておくのは大いに有効です。
ウォンが不足した時に、運よく両替所や銀行があるとは限りませんからね。
韓国はコンビニが多く、au WALLETカードが使えるので、何かあった時に備えて。
現地SIM、空港からソウル市内のバスのチケット、ホテル、大手スーパーも、au WALLETカードが使えました。
ただし、地下鉄は現金のみなので注意。
このあたりは、追って投稿したいと思います。
ノリのり王国(謎)
さて、帰国の際、余ったウォンを日本円に戻すとなると、仁川国際空港の両替所では、100円あたり950ウォンが必要となります。
950ウォン×0.11=104.5円
ということで、100円に戻すのに、104.5円かかることになります。
これは、au WALLETカードの海外利用手数料並です。
両替(日本円→韓国ウォン、韓国ウォン→日本円)をすると、その度に目減り(両替所の儲け)していくことになります。
よって、無駄に両替をしてしまうと、損が大きくなるということですから、必要以上に両替をしないようにしましょう。
といいますが、それが難しいのですね…
まぁ、日本に帰国後もウォンをそのまま持っておき、ウォン高(ウォンの価値が上がる)を狙うという手もありますが、昨今の状況では、あまり期待できません。
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