EU圏で、WebMoneyプリペイドカードLiteの利用が制限!

2020年6月14日

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EU圏でのマネーロンダリング防止に関する規制により、2020年7月10日をもって、本人確認を行っていないプリペイドカードの利用が制限されます。

関連:WebMoneyプリペイドカードLiteにおける海外(EU圏)加盟店等でのご利用制限について (WebMoney)

WebMoney(ウェブマネー)では、無記名カードである「WebMoneyプリペイドカードLite」がこれに該当し、MasterCard加盟店管理会社(アクワイアラ)が本規制の対象であった場合、かかるオンラインサービスや店舗でのご利用ができなくなります。

対象カード

WebMoneyプリペイドカードLite

対象加盟店/店舗

・EU圏内の店舗
・アクワイアラが本規制の対象であるオンラインサービス(※)

※サービスの提供企業が、EU圏外(日本、米国等)の企業である場合も、所管するアクワイアラが本規制の対象であった場合には、利用不可。

なお、WebMoneyは、MasterCard加盟店に於ける利用可否について個別の問合せには応じません。

本限定カードである「WebMoneyプリペイドカード」は引き続き利用可能です。

WebMoneyプリペイドカード

WebMoneyプリペイドカード

・本人限定カードにつき、名義は本人名
・旧名称:WebMoney Card

WebMoneyプリペイドカードLite

WebMoneyプリペイドカードLite

・無記名カードにつき、名義は全て「WEBMONEY USER」で同一。
・旧名称:WebMoney Card Lite

名義が全て同じカード(おさいふPontaやココカラクラブカード)も、同様に規制されるかと思われます。

・おさいふPonta:OSAIFUPONTA MEMBER

おさいふPonta

・ココカラクラブカード:COCOKARACLUB MEMBER

名義(ココカラクラブカード)

関連:[200円の追加チャージGET!!] ココカラクラブカードを入手してきた! [VISAプリペイド]

まぁ、おさいふPontaはそれ以前の2020年6月30日でローソン以外では終了するので影響はありませんが(笑)

関連:[悲報] おさいふPontaのプリペイド機能が終了! [2020年8月17日]

なお、au PAY プリペイドカード(旧:au WALLET プリペイドカード)は、全て本人確認済(本人名義)なので、対象とはなりません。

プリペイド(新旧券面)

関連:WebMoney Cardとは何か?au WALLETカードとの関係は?「カードケース」アプリに登録するとどうなるか?

auペイメント株式会社

WebMoney(ウェブマネー)は、auペイメント株式会社が発行・販売しています。

ウェブマネー(WebMoney)

関連:auペイメント株式会社

名称からも分かるように、au(KDDI)系の会社であり、auフィナンシャルホールディングス株式会社が100%出資しています。

そして、そのauフィナンシャルホールディングス株式会社の株主は100%KDDI株式会社なので、WebMoney(ウェブマネー)は、数字的には100%、KDDI株式会社の孫会社となります。

auペイメント株式会社の事業内容を見てみると、

1.電子マネー「WebMoney」「WebMoney Card」の発行・販売
2.「au PAY プリペイドカード(au WALLET プリペイドカード)」の発行・販売
3.電子決済サービス、キャッシュレスソリューションの開発・提供

とあり、au PAY プリペイドカードの発行・販売もしています。

プリペイド(新旧券面)

au PAY プリペイドカードの裏面にはWebMoneyのプリペイド番号(文字列)があるので、兄弟カードと言えるでしょう。

au WALLETカードの裏面
↑裏面中央にあるのがWebMoneyのプリペイド番号

なお、クレジットカードである「au PAY カード」の方は、会社が異なります(詳細は以下記事)。

関連:auじぶん銀行やウェブマネー等、au(KDDI)系の会社やサービス