EU圏で、WebMoneyプリペイドカードLiteの利用が制限!
EU圏でのマネーロンダリング防止に関する規制により、2020年7月10日をもって、本人確認を行っていないプリペイドカードの利用が制限されます。
関連:WebMoneyプリペイドカードLiteにおける海外(EU圏)加盟店等でのご利用制限について (WebMoney)
WebMoney(ウェブマネー)では、無記名カードである「WebMoneyプリペイドカードLite」がこれに該当し、MasterCard加盟店管理会社(アクワイアラ)が本規制の対象であった場合、かかるオンラインサービスや店舗でのご利用ができなくなります。
対象カード
WebMoneyプリペイドカードLite
対象加盟店/店舗
・EU圏内の店舗
・アクワイアラが本規制の対象であるオンラインサービス(※)
※サービスの提供企業が、EU圏外(日本、米国等)の企業である場合も、所管するアクワイアラが本規制の対象であった場合には、利用不可。
なお、WebMoneyは、MasterCard加盟店に於ける利用可否について個別の問合せには応じません。
本限定カードである「WebMoneyプリペイドカード」は引き続き利用可能です。
WebMoneyプリペイドカード
・本人限定カードにつき、名義は本人名
・旧名称:WebMoney Card
WebMoneyプリペイドカードLite
・無記名カードにつき、名義は全て「WEBMONEY USER」で同一。
・旧名称:WebMoney Card Lite
名義が全て同じカード(おさいふPontaやココカラクラブカード)も、同様に規制されるかと思われます。
・おさいふPonta:OSAIFUPONTA MEMBER
・ココカラクラブカード:COCOKARACLUB MEMBER
関連:[200円の追加チャージGET!!] ココカラクラブカードを入手してきた! [VISAプリペイド]
まぁ、おさいふPontaはそれ以前の2020年6月30日でローソン以外では終了するので影響はありませんが(笑)
関連:[悲報] おさいふPontaのプリペイド機能が終了! [2020年8月17日]
なお、au PAY プリペイドカード(旧:au WALLET プリペイドカード)は、全て本人確認済(本人名義)なので、対象とはなりません。
関連:WebMoney Cardとは何か?au WALLETカードとの関係は?「カードケース」アプリに登録するとどうなるか?
auペイメント株式会社
WebMoney(ウェブマネー)は、auペイメント株式会社が発行・販売しています。
関連:auペイメント株式会社
名称からも分かるように、au(KDDI)系の会社であり、auフィナンシャルホールディングス株式会社が100%出資しています。
そして、そのauフィナンシャルホールディングス株式会社の株主は100%KDDI株式会社なので、WebMoney(ウェブマネー)は、数字的には100%、KDDI株式会社の孫会社となります。
auペイメント株式会社の事業内容を見てみると、
1.電子マネー「WebMoney」「WebMoney Card」の発行・販売
2.「au PAY プリペイドカード(au WALLET プリペイドカード)」の発行・販売
3.電子決済サービス、キャッシュレスソリューションの開発・提供
とあり、au PAY プリペイドカードの発行・販売もしています。
au PAY プリペイドカードの裏面にはWebMoneyのプリペイド番号(文字列)があるので、兄弟カードと言えるでしょう。
↑裏面中央にあるのがWebMoneyのプリペイド番号
なお、クレジットカードである「au PAY カード」の方は、会社が異なります(詳細は以下記事)。
関連:auじぶん銀行やウェブマネー等、au(KDDI)系の会社やサービス