「Apple Pay」が米国で10月20日にサービス開始へ [iPhone6,iPhone6Plus,Touch ID,NFC]
アップルは10月16日(米国時間)に開催したイベントで、新型iPad(iPad Air 2 とiPad mini 3)を発表しました。
関連:Apple Special Event (2014年10月16日)
内容は驚くほどのものではなかったので「がっかりした!」という人も多いでしょう。
その際に、モバイル決済サービスである「Apple Pay」の10月20日からの米国での提供開始もあわせて発表されました。
Apple Payは9月に発表されているのですが、その後、500の銀行がアップルと提携したとのこと。
米国はクレジットカード社会であり、カード保有率は非常に高い国です。
そんな中でiPhoneがサイフとして使用できるとなると、Apple Payへの期待が高まるのも理解できます。
VisaやMasterCard、American Expressといった主要なカード会社とは、既に提携済みです。
さて、決済する方法ですが、
① iPhoneを決済端末にかざす
② Touch ID(iPhoneの指紋センサー)に指をタッチする
となっており、指紋認証がありますので、セキュリティー的にある程度安全です。
しかし、かざすという仕組み上、近距離無線通信(NFC)が必要なので、今のところ、iPhone 6とiPhone 6 Plusでしか利用できません。
iPhone 5sはTouch IDを搭載しますが、NFCがないので、Apple Payは利用不可です。
また、iPad Air 2 とiPad mini 3も同様に、Touch IDを搭載するものの、NFCがないので、Apple Payは利用不可です。
iPhoneよりも格段に大きいiPadを取り出して端末にかざすのはあり得ないということなのでしょうか(笑)。
いずれにしても、Apple Payは米国でのサービス開始であり、日本では未定です。
SuicaやPASMOをはじめとする交通系カード、nanaco、楽天Edyなどのタッチ型カードが多々ある中、日本でのApple Pay開始はいつになるのでしょうか?
auユーザーの中にも、iPhone 6やiPhone 6 Plusの利用者は多数いるでしょう。
KDDI(au WALLETカード)と、アップル(Apple Pay)の特別な提携があれば、面白いのですが。
iPhone 6やiPhone 6 Plusはドコモもソフトバンクも扱っていますが、それらのユーザーをauに引き付ける手段となります。
関連:au WALLETアプリ(iOS版)がv1.5.1にバージョンアップ! [本人認証・セキュリティ機能強化,Touch ID(指紋認証)]