[au PAY] ローソンの消費期限間近の商品の値引き情報をプッシュ配信 [2020年10月2日]
ローソンで、消費期限が近付いた商品の割引情報を、au PAY アプリに通知する実証実験が行われるようです。
関連:KDDIとローソン、スマホの位置・購買情報を活用し、店舗状況に応じてお客さまのニーズに合わせた特典を配信する実証実験を実施 (au/KDDI)
実証実験の内容
au IDに紐付く属性情報や位置情報、決済情報などのビックデータと、ローソンの購買情報に基づき、利用者のニーズと状況に合わせた特典提供と、店舗の状況に応じた値引き情報の配信を行う
ニーズと状況に合わせた特典提供
利用者毎のおすすめ商品と特典提供の提案を、利便性の高いタイミングを想定し、au PAY アプリにプッシュ配信する。
開始:2020年9月24日
対象:ローソン(全国約13,700店舗)
「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」は除く
例:20-40代の働く女性向けに、帰宅途中のタイミングで、来店前にデザートのおすすめ告知を行い、商品を購入する特典として最大100Pontaポイントを還元。
店舗毎の値引き情報配信
店舗の状況に応じて、店舗周辺に来訪しそうな客へ、店舗限定の提案を来店前に行う。
開始:2020年10月2日
対象:埼玉県内の10店舗
例:夕方夜間の時間を中心に、消費期限が近付いた商品(弁当/おにぎり/調理パン/調理麺/ベーカリー/デザート等)を、最大50%値引きする情報を、対象の客のau PAY アプリにプッシュ配信し、廃棄ロスを削減する。
特典提供の適用条件
以下を両方満たすこと
・対象店舗にて、本実証実験期間内に商品を購入すること。
・会計時に、Pontaカード、もしくはアプリのデジタルPontaカード画面を提示すること。
コンビニ業界は、消費期限が近付いた商品を勝手に値引きして売ると、本部にオーナーが怒られたりするややこしい業界です。
廃棄させた方が本部は儲かるので、あえて無駄にさせているのです。
「廃棄ロス削減!」と言いながら、数ポイント付加!という意味不明な方法で古い商品を売り付けようとするのが現実ですが、一般のスーパーのように、最低でも「半額」でないと、意味がありません。
au IDに紐付くビックデータ
属性情報や位置情報、決済情報など
・KDDIにてデータ利用許諾が取れた利用者のみが対象
・KDDIと沖縄セルラー電話が利用者から個別に同意を得た上で取得し、誰の情報であるか分からない形式に加工した位置情報データおよび属性情報、決済データ
ローソンの購買情報
・ローソンにて利用者から個別に同意を得た上で取得し、誰の情報であるか分からない形式に加工した属性および購買データ
今回は「実証実験」であり、2021年春の展開開始、2021年度中に全国のローソン店舗への導入を目指すようです。
普通にコンビニでの半値情報(在庫)が、アプリで見れたらいいだけなんですけど。
コンビニの在庫管理は完璧なはずなので、それくらい簡単にできると思うのですが、意図的にそうはせず、ややこしい方法でソレ的なものを謳うのです。
ビッグデータと購買情報を使ってとのことですが、必要なものは自分で探しますので…